アート / 歴史
Posted on 2014-02-20
「観音の里の祈りとくらし展-びわ湖・長浜のホトケたち-」東京藝大美術館で、観音像18軀すべて東京初出展
Editor:蓬田(よも)修一
2014年3月21日(金・祝)から4月13日(日)まで、東京藝術大学大学美術館で「観音の里の祈りとくらし展-びわ湖・長浜のホトケたち-」が開催されます。
滋賀県の東北部に位置する長浜市には、100を超える観音像が伝わり、古くは奈良・平安時代に遡るものも多くあります。
この地域は、戦国時代には「近江を制する者が、天下を制す」と言われ、幾多の戦乱や災害に見舞われましたが、そのたびに、地域住民の手によって観音像は難を逃れ、今日まで大切に守り継がれてきました。
仏教文化財の宝庫である長浜市には、ことに観音菩薩像が濃密に分布し、集落の数に匹敵するほど多くの観音像が今なお村人たちによって大切に守られています。
井上靖著『星と祭』、水上勉著『湖の琴』の舞台になるなど広く紹介され、近年は『観音の里』として親しまれ、四季を通じて全国各地から多くの人々が参拝に訪れます。
展覧会では、長浜で代々守り継がれてきた重要文化財を含む18軀の観音像(すべて東京初出展)とともに、長浜に息づく精神文化や生活文化である「観音文化」が紹介されます。
観音像のすぐれた造形とともに、湖北の観音文化に触れることができる展覧会です。
仏師としても活躍している俳優・滝田栄さんが観音の里長浜PR大使に就任しています。
観音の里の祈りとくらし展-びわ湖・長浜のホトケたち-
会期 2014年3月21日(金・祝)から4月13日(日)まで
会場 東京藝術大学大学美術館 展示室2
観覧料 一般500(400)円、高校・大学生300(200)円、中学生以下無料
( )は20名以上の団体料金
問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間や休館日など詳細は公式サイトでご確認ください。
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締め切りは、2014年3月9日24時です。
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