アート

Posted on 2014-07-23
日中韓の3国立博物館が合同で企画特別展「東アジアの華 陶磁名品展」



国宝 秋草文壷 渥美 平安時代・12世紀
神奈川県川崎市幸区南加瀬出土 東京・慶應義塾蔵(東京国立博物館寄託)

Editor:蓬田(よも)修一

2014年9月20日(土)から11月24日(月)まで東京国立博物館で、2014年日中韓国立博物館合同企画特別展「東アジアの華 陶磁名品展」が開催されます。

本展覧会は日本、中国、韓国の3カ国の国立博物館が合同で実施する初めての国際共同企画展で、東アジアを代表する工芸品である陶磁器が一堂に会します。

中国国家博物館(中国)、韓国国立中央博物館(韓国)、東京国立博物館(日本)および文化庁の所蔵品が、各国15件ずつ、あわせて45件出品されます。

それぞれの国のラインナップは、各館の陶磁器コレクションの特徴をふまえて厳選されており、見応えのある展覧会です。

見どころは次のとおりです。

日中韓の国立博物館による初めての合同企画展
本展覧会は、日本、中国、韓国の3カ国の国立博物館が合同で実施する初めての国際共同企画展です。それぞれの国で長い歴史を持ち、今日まで愛され、作り続けられている陶磁器の魅力が紹介されます。

各館のコレクションの特色をふまえた作品群
日本は縄文時代の土器から江戸時代の色絵磁器までの名品が揃います。中国は国家博物館に充実している唐時代の出土品、唐三彩などを中心に、そして韓国は国立中央博物館が誇る高麗青磁のコレクションを中心に、それぞれ展示されます。

名品を通じて見える、文化的つながり
各国とも指定文化財を含む名品が厳選して展示されます。これらの作品を通じて、各国に共通するやきものの悠久の歴史、技術発展など相互に影響してきた歴史に触れながら、3カ国の文化的つながりが改めて感じられます。

本展覧会は東京国立博物館でこの秋実施される特別企画「アジアフェスinトーハク!」のひとつです。

「アジアフェスinトーハク!」構成
・特別展「東アジアの華 陶磁名品展」(本展覧会)
・総合文化展「博物館でアジアの旅」(東洋館で東洋美術のコレクションのなかから優品を展示、会期:2014年9月30日(火)から10月13日(月・祝)まで)
・総合文化展「博物館でアジアの旅」関連イベント(ギャラリーツアーや講演会、アジアの歌と踊りなど)

2014年日中韓国立博物館合同企画特別展「東アジアの華 陶磁名品展」
会期 2014年9月20日(土)から11月24日(月)まで
会場 東京国立博物館 本館 特別5室
観覧料金 一般620円(520円)、大学生410円(310円)、高校生以下、および満18歳未満と満70歳以上は無料 
*総合文化展の観覧料
*( )内は20名以上の団体料金
*総合文化展「博物館でアジアの旅」(2014年9月30日(火)~10月13日(月・祝))も見ることができます。「日本国宝展」(2014年10月15日(水)~12月7日(日)、平成館)は別途観覧料が必要です。
問い合わせ 03-5777-8600 [ハローダイヤル]
開館時間や休館日ほか、詳細については公式サイトでご確認ください。

緑釉女子俑 唐時代・開元11年(723)葬
陝西省 西安・鮮于庭誨墓出土 中国国家博物館蔵

国宝 青磁亀形水注 高麗時代・12世紀
黄海 北道開城附近出土 韓国国立中央博物館蔵


■■■■たくさんのご応募ありがとうございました。締め切りました。2014年日中韓国立博物館合同企画特別展「東アジアの華 陶磁名品展」招待券プレゼント■■■■


開催を記念して、2014年日中韓国立博物館合同企画特別展「東アジアの華 陶磁名品展」の招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2014年9月19日24時です。

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