アート
Posted on 2015-02-04
ブリヂストン美術館「ベスト・オブ・ザ・ベスト」 所蔵作品から代表作約160点を厳選
Editor:蓬田(よも)修一
2015年(平成27年)1月31日(土)から5月17日(日)まで、東京・京橋のブリヂストン美術館で「ベスト・オブ・ザ・ベスト」展が開催中です。
開館63年を迎えるブリヂストン美術館(1952年1月開館)は、2015年5月18日(月)より長期休館し新築工事に入ります。本展は休館前の最後の展示です。
創設者・石橋正二郎(1889-1976年)の美術品収集に端を発する石橋財団コレクションは、現在2585点を数えます。そのうち1625点が東京のブリヂストン美術館で、960点が福岡県久留米市にある石橋美術館で管理されています。
このたびの「ベスト・オブ・ザ・ベスト」展は、これらのうちから、選び抜かれた約160点が紹介されます。
ブリヂストン美術館のコレクションを特徴づけるのは、19世紀以降のフランスを中心とした西洋近現代美術が、系統だってそろえられていることでしょう。
1870年代におけるクロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールらによる印象派の誕生、その後のポール・ゴーガンやポール・セザンヌらポスト印象派の活動、20世紀初頭のアンリ・マティスたちによるフォーヴィスムの登場、さらにパブロ・ピカソのキュビスムの実験、パウル・クレーらの抽象絵画への展開と続きます。
また、それらの影響を受けて出発、発展した日本の、明治、大正、昭和期の洋画の優品も揃っています。
今回の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」展は、こうしたコレクションの中から、「ブリヂストン美術館といえば、これ」という代表作が紹介されます。ぜひ足を運んでみてはいかがですか。
[見どころ]コレクションのベスト・オブ・ザ・ベストが一堂に!
19世紀以降のフランスを中心とした西洋近現代美術が、系統だって紹介されます。エドゥアール・マネの《自画像》、ピエール=オーギュスト・ルノワールの《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》など、同館で人気の高い作品も展示されます。
期間限定で石橋美術館の3作品を展示
3月31日から最終日まで、石橋美術館から3点の重要文化財(藤島武二《天平の面影》、青木繁《海の幸》、青木繁《わだつみのいろこの宮》)が出展されます。ひさびさの東京での公開となります。
ブリヂストン美術館の63年間の足跡を紹介
ブリヂストン美術館63年間の歴史を紹介するコーナーが設けられます。ブリヂストン美術館は、ブリヂストンの創業者・石橋正二郎が、個人で集めたコレクションを秘蔵・死蔵することなく、広く社会と共有しようと考えたことから生まれました。第二次大戦後のまだ混乱が残っていた時代から、都心で人々の心を潤す活動を続けてきた足跡をたどります。
ベスト・オブ・ザ・ベスト
会期 平成27年(2015年)1月31日(土)から5月17日(日)まで
会場 ブリヂストン美術館
入館料 一般800円、シニア(65歳以上)600円、大学・高校生500円、中学生以下無料
リピーター割引あり!
2回目以降の来館の際には、チケット呈示で入館料が半額になります。※割引の併用はできません。
学生無料ウィーク[3月17日(火)~3月31日(火)]実施!
東京駅周辺の5美術館で実施する「学生無料ウィーク」に参加しています。期間中の開館日は、学生の方はいつでも無料で入館できます。
開館時間や休館日ほか、詳細については公式サイトでご確認ください。
以下は2015年1月30日に行われたプレス内覧会で撮影した会場のもようです。
■■■■たくさんのご応募ありがとうございました。締め切りました。ブリヂストン美術館「ベスト・オブ・ザ・ベスト」招待券プレゼント■■■■
開催を記念して、ブリヂストン美術館「ベスト・オブ・ザ・ベスト」の招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。
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締め切りは、平成27年(2015年)2月28日24時です。
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