アート / 歴史

Posted on 2015-05-30
特別展「始皇帝と大兵馬俑」 選りすぐりの本物の兵馬俑が出品





将軍俑
秦時代・前3世紀 秦始皇帝陵博物院蔵


[Text/蓬田修一]
2015年(平成27年)10月27日の東京国立博物館での開幕を皮切りに、東京、福岡、大阪の3都市で、特別展「始皇帝と大兵馬俑」が開催されます。

秦の始皇帝は今から約2200年前に中国を統一し、初めて「皇帝」となりました。兵馬俑は始皇帝の遺産であり、20世紀最大の考古学的発見とも言われています。

今回の特別展「始皇帝と大兵馬俑」では、選りすぐりの兵馬俑10体を展示。「将軍俑」はもちろん、歩兵、騎兵、射兵など始皇帝の軍隊の兵場俑各種に加え、馬飼いの俑や芸人の「百戯俑」などバラエティー豊かな兵馬俑が揃います。

また、始皇帝の宮殿遺跡や陵園では、長さ1mを超えるレンガや瓦、壁画など壮麗な建物の存在を物語る遺物が出土しています。こうした出土品も紹介し、兵馬俑だけでは分からない絶対権力者「始皇帝」の実像に迫ります。

特別展「始皇帝と大兵馬俑」
【東京展】
会場 東京国立博物館
会期 2015年(平成27年)10月27日(火)から2016年(平成28年)2月21日(日)まで
【福岡展】
会場 九州国立博物館
会期 2016年(平成28年)3月15日(火)から6月12日(日)まで
【大阪展】
会場 国立国際美術館
会期 2016年(平成28年)7月5日(火)から10月2日(日)まで

兵馬俑坑(中国・陝西省)

始皇帝陵


©Shaanxi Provincial Cultural Relics Bureau & Shaanxi Cultural Heritage Promotion Center

東京展の会場の模様です。(2015年10月16日に開催されたプレス内覧会で撮影)




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