アート / 音楽

Posted on 2015-06-15
シンセモジュールを自由につなぎあわせて音づくり


2015夏 アートグッズ&サービス特集 [littleBits Synth Kit]

モジュールの連結にはマグネットが使われていて、間違った順番で連結しようとしても、マグネットが反発し合いつながらないようになっている。


シンセの仕組みが楽しみながら理解できる
「littleBits」は、電子モジュール同士をマグネットでつなげるだけで様々なものを作れる電子工作キットです。そのlittleBitsに、コルグの持つアナログ・シンセサイザーの技術を加えることで、簡単に組み立てられるモジュラー・シンセサイザーが「Synth Kit」です。

Synth Kitは「オシレーター」「キーボード」「シーケンサー」などシンセサイザーの主要要素を各モジュールが担っています。これらのモジュールを自由な順番でつなぎ合わせることで、かっこいい音を発音したり、ピアノのように演奏したり、ダンス・ミュージックのビートを鳴らすなど、多彩に演奏することができます。

コルグ PR担当 山藤達也氏は「電子回路やシンセサイザーの知識がなくても大丈夫です。子どもから大人まで、自由に音を作って鳴らして、音の楽しさにダイレクトに触れることができます」と、Synth Kitの魅力を語っています。

Synth Kitはビギナーがシンセの仕組みを学習するのに使える一方、複雑な回路を作って本格的なシンセが作れるなどプロフェッショナルユースにも対応できます。シンプルだからこそ奥深いキットだと言えるでしょう。なお、littleBits Synth Kitは「第18回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門にて審査委員会推薦作品に選ばれました。

このほど、Synth Kitを外部の電子楽器と接続するための新モジュールとしてCV、MIDI、USB I/O モジュールが発売になりました。また、アメリカのlittleBitsオフィシャルサイトでは、新モジュールLFOを製品化すべく、ユーザーの投票を募っています。

コルグでは、Synth Kitを実際に触ることができるワークショップの開催に力を入れています。気になった人はワークショップや楽器店などで実際に触れてみるといいでしょう。きっとその面白さが伝わるはずです。

littleBits Synth Kit
主な購入対象者
全年齢(幼稚園児、小中学生、高校生、大学生、大人、男女すべて)
販売場所 コルグオンラインショップ、amazon、全国の楽器販売店




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