アート / 歴史

Posted on 2015-12-28
「魔女の秘密展」 “本当の魔女”を多角的に紹介する日本初の展覧会



モグラの前脚のお守り 18世紀末 インフィアトラー民俗学ハウス
©Ried im Innkreis, Museum Innviertler Volkskundehaus.
Foto: Clemens Mader

2016年(平成28年)2月19日(金)から3月13日(日)までラフォーレミュージアム原宿で「魔女の秘密展」が開催されます。

ヨーロッパでは古くから「魔女」が信じられてきました。そのことは、グリム童話に登場する魔女や、アルプレヒト・デューラーらの著名画家が描いた絵画などからも推察できます。

ヨーロッパが中世から近世へ移行するまで、魔女は悪魔と契約を交わし、超自然的な力を得て、人々に災いをもたらす者とされていました。

15世紀から17世紀にかけては、民衆の中から「魔女」が仕立て上げられ、「魔女狩り」という迫害を受けました。

18世紀になると、魔女への差別・迫害の時代は終わり、今ではファンタジーの世界のヒロインとして、数多くの作品に登場するようになりました。

今回の「魔女の秘密展」では、「信じる」「盲信する」「裁く」「想う」という4つのテーマを設け、人々の魔女の捉え方の変遷や、今までうかがい知ることのできなかった「本当の魔女」を、日本で初めて多角的に紹介します。

魔女の秘密展
会場 ラフォーレミュージアム原宿
会期 2016年(平成28年)2月19日(金)から3月13日(日)まで
観覧料 一般・大学生1200円(1000円)、高・中学生1000円(800円)、小学生200円、未就学児入場無料
※( )内は前売料金

空を飛ぶ魔女 アルブレヒト・デューラー
1500-1503年 中世犯罪博物館
©Mittelalterliches Kriminalmuseum in Rothenburg ob der Tauber

刺(とげ)のある椅子 19世紀 中世犯罪博物館
©The Mainichi Newspapers

サバトへ行く前のレッスン ルイ=モーリス・ブーテ・ド・モンヴェル 1880年 ヌムール城美術館(フランス)
©CRMN-Grand Palais / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF




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開催を記念して、「魔女の秘密展」の招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

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締め切りは、2016年(平成28年)2月18日24時です。

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