アート

Posted on 2016-04-08
総高5m超、大迫力の秘仏 東京国立博物館で特別展



重要文化財 「十一面観音菩薩坐像」 平安時代・10世紀 滋賀・櫟野寺蔵


櫟野寺(らくやじ)の秘仏を寺外で初めて展示
2016年(平成28年)9月13日(火)から2017年(平成29年)1月9日(月)まで、東京・上野の東京国立博物館で特別展「平安の秘仏-滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」が開催されます。

滋賀県甲賀(こうか)市に位置する天台宗の古刹、櫟野寺(らくやじ)は、延暦11年(792)に最澄(さいちょう)が延暦寺(えんりゃくじ)の建立に際して良木を求めて当地を訪れ、櫟(いちい)の霊木に観音像を刻んだことが始まりと伝えられています。

櫟野寺には重要文化財に指定されている平安時代の仏像が20体も伝わっています。その数は、優れた仏像が数多く残る滋賀県でも特筆されます。

今回の特別展では、櫟野寺に伝わるその20体すべてを寺外で展示する初めて機会です。

本尊の十一面観音菩薩座像は像高が約3m、台座や光背を含めると5mを超えます。頭と体は1本の木から掘り出されています。普段は大きな厨子に安置されている秘仏です。

この十一面観音とともに、2.2mある薬師如来座像が並ぶ様子は壮観。ほかにも櫟野寺に伝わる平安彫刻の傑作が揃います。

特別展「平安の秘仏-滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」
会期
 2016年(平成28年)9月13日(火)から12月11日(日)まで
会期が延長されました。変更後の会期は2017年(平成29年)1月9日(月・祝)までです。
ただし、2016年12月24日(土)から2017年1月1日(日・祝)までは休館

会場 東京国立博物館 本館特別5室
観覧料 一般1000円(900円)、大学生700円(600円)、高校生400円(300円)、中学生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は東京国立博物館、展覧会公式サイトほかで、7月15日(金)~9月12日(月)まで販売。

重要文化財 「十一面観音菩薩坐像」 平安時代・10世紀 滋賀・櫟野寺蔵

重要文化財 「薬師如来坐像」 平安時代・12世紀 滋賀・櫟野寺蔵

櫟野寺 本堂 撮影=藤原弘正




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締め切りは、2016年(平成28年)9月12日24時です。

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