アート

Posted on 2016-04-01
「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」



重要文化財 伝土佐光信「百鬼夜行絵巻」(部分) 室町時代(16世紀)京都・真珠庵蔵 
※後期(8月2日~28日)展示

縄文から現代まで一級の美術品で妖怪の世界を紹介
2016年(平成28年)7月5日(火)~8月28日(日)まで、東京・両国の東京都江戸東京博物館で「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」が開催されます。

妖怪は日本人が古くから抱いてきた異界への畏れや不安感、“身近なもの”を慈しむ心が造形化されたものです。日本絵画史上、異界の生き物としての「鬼」や「化け物」が登場するのは、平安時代の末期12世紀とされます。

今回の展覧会では、古くから日本で愛されてきた妖怪を、縄文時代の土偶から平安・鎌倉時代の地獄絵、中世の絵巻、江戸時代の浮世絵、そして現代の「妖怪ウォッチ」まで、国宝・重要文化財を含む一級の美術品で紹介します。民俗学にかたよりがちだった従来の妖怪展とは一線を画す、美術史学からみた“妖怪展の決定版”です。

展覧会の会場構成

第1章 江戸の妖怪、大行進!
第2章 中世にうごめく妖怪
第3章 妖怪の源流 地獄・もののけ
第4章 妖怪転生 現代の妖怪

なお、東京での開催後、大阪での巡回開催が予定されています(あべのハルカス美術館、2016年9月10日(土)~11月6日(日))。

大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで
会期
 2016年(平成28年)7月5日(火)~8月28日(日)まで
会場 東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
観覧料 一般1350円(1140円/1080円)、大学生・専門学校生1080円(870円/860円)、小・中・高校生・65歳以上680円(470円/540円)
*( )内は前売り/20名以上の団体料金
常設展も見ることができる特別展・常設展共通券
一般1560円(1240円)、大学生・専門学校生1240円(990円)、中学生(都外)・高校生・65歳以上780円(620円)
*( )内は20名以上の団体料金
*小学生と都内在住の中学生は、常設展観覧料が無料のため、共通券はありません。

国宝「辟邪絵 神虫」(部分) 平安~鎌倉時代(12世紀) 奈良国立博物館蔵 撮影=佐々木香輔 
※前期(7月5日~31日)展示

重要文化財「土蜘蛛草紙絵巻」(部分) 鎌倉時代(14世紀)東京国立博物館蔵 Image:TNM Image Archives 
※前期(7月5日~31日)展示

喜多川歌麿「化物の夢」大判錦絵 寛政(1789-1801)末頃 国立歴史民俗博物館蔵 
※8月16日~28日展示




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開催を記念して、江戸東京博物館で使うことができる「大妖怪展」の招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2016年(平成28年)7月4日24時です。

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