アート / 歴史
Posted on 2016-11-01
洞窟壁画の最高傑作を間近で体感「世界遺産 ラスコー展」
芸術の“始まり”を1ミリ以下の精度で実物大再現
今から2万年ほど前、クロマニョン人がフランス南西部にあるラスコー洞窟において、躍動感溢れる動物たちの彩色壁画を描きました。
ラスコー壁画は、色彩の豊かさや技法、600頭とも言われる描かれた動物の数と大きさなどから、数ある壁画の中でも格別に素晴らしいと言われており、1979年には世界遺産に登録されました。
現在、壁画を保存するため、洞窟には入れませんが、その魅力を広く知ってもらおうと、フランス政府公認の展覧会「LASCAUX INTERNATIONAL EXHIBITION」が世界を巡回し人気を博しています。
今回、その「LASCAUX INTERNATIONAL EXHIBITION」に日本独自のコンテンツを加えた「世界遺産 ラスコー展 ~クロマニョンが残した洞窟壁画~」が、国立科学博物館(東京・上野公園)で開催されることになりました。
謎に包まれたラスコー洞窟の全貌を紹介するとともに、1ミリ以下の精度で再現した実物大の洞窟壁画展示によって、普段研究者ですら入ることができない洞窟内部の世界を体感できます。2万年前の人類の豊かな創造性や芸術の出発点を知る貴重な機会です。
なお、本展は2017年(平成29年)3月25日(土)から5月28日(日)まで宮城・東北歴史博物館、同年7月11日(火)から9月3日(日)までは福岡・九州国立博物館に巡回します。※出品資料の一部は、会場により異なります。
特別展「世界遺産 ラスコー展 ~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」
会期 2016年(平成28年)11月1日(火)から2017(平成29)年2月19日(日)まで
会場 国立科学博物館
観覧料 一般・大学生1600円(1400円)、小・中・高校生600円(500円)、未就学児無料、金曜限定ペア得ナイト券2000円
※カッコ内は前売および20人以上の団体料金
[Photo Review]
以下は10月31日に行われたプレス内覧会での会場のもようです。
会場を入ると、ラスコー洞窟の10分の1の模型が展示されています。
3次元レーザースキャンを駆使し、アーティストが膨大な時間をかけて、手作業で精密に復元したラスコー洞窟壁画。実物大なので迫力があります。
再現された洞窟壁画の展示風景。
ラスコー壁画を描いたとされるクロマニョン人の復元模型。今回の展覧会は、ラスコー壁画とともに、クロマニョン人にも焦点を当てた構成になっています。
クロマニョン人は壁画以外にも多くの芸術作品を生み出しました。写真は、エスペリューグ洞窟遺跡から発見された馬の彫刻。
ミュージアムショップでは、ラスコー展オリジナルグッズなどを販売。
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締め切りは、2016年(平成28年)10月31日24時です。
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