アート

Posted on 2016-10-17
「日展」 日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書が一堂に会する世界でも希な総合美術展





 

鈴木竹柏 《陽光》 2016年日展出品作品

現代を生きる作家の新作を一堂に
2016年(平成28年)10月28日(金)から12月4日(日)まで、東京・乃木坂の国立新美術館で「改組 新 第三回日展」が開催されます。

日展は、日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5つの部門からなる公募展です。これだけの美術領域の作品を同時に紹介する総合美術展は、世界でも類を見ません。

日展の歴史は明治時代の「文展」にさかのぼります。明治維新ののち、産業の育成とともに芸術文化のレベルアップの必要性も感じているなか、文部大臣の牧野伸顕が日本の美術水準を高めたいと願い1907年に「文展」を開催しました。

その後、「帝展」「新文展」「日展」と名称を改め、今年で109年目を迎えます。当初は日本画、洋画、彫刻の3部門でしたが、1917年に工芸美術、1948年に書が加わり、総合美術展となりました。主催組織も1958年から民間団体となり2012年からは公益社団法人となりました。

2013年10月に審査に関する報道があって以降、より透明性のある“開かれた日展”を目指し、審査体制や組織の改革に取り組んできました。

この改革を機に2014年、展覧会名称を「改組 新 日展」に改め、今年は「改組 新 第三回日展」として開催します。

今年も公募による入選作品と会員作品を合わせて約3000点の作品を、東京、京都、名古屋、大阪、富山の5会場で展示します。現代を生きる日本の作家の新作が一堂に会する貴重な機会です。

なお、11月12日(土)は「日展の日」で、入場無料となります。

改組 新 第三回日展
会期
 2016年(平成28年)10月28日(金)から12月4日(日)まで
会場 国立新美術館
観覧料 一般1200円(1000円)、大・高生700円(500円)、小・中学生は無料
※( )内は20名以上の団体料金および前売料金。
※11月12日(土)は「日展の日」で入場無料。
トワイライトチケット 一般300円、大・高生200円
会場窓口で販売される時間限定入場券です。観覧時間:午後4時~午後6時

日比野光鳳《千鳥》 2016年日展出品作品


 

中村晋也《豊臣秀吉公》2016年日展出品作品


 

奥田小由女《三陸の海への祈り》2016年日展出品作品




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開催を記念して、「改組 新 第三回日展」の招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2016年(平成28年)10月31日24時です。

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