アート / クリエイティブ

Posted on 2016-10-15
「文化庁メディア芸術祭20周年企画展―変える力」歴代受賞作品が一堂に




キーワードは“変化”
「文化庁メディア芸術祭20周年企画展―変える力」が2016年10月15日(土)、東京・千代田区のアーツ千代田 3331を中心に開幕しました。

文化庁メディア芸術祭は、1997年の開催以来、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルとして、国際的な発展を続けています。

メディア芸術祭の20周年を記念して開催する本展では、「変化」をキーワードに、過去に審査委員を務めた4人の監修者によって選ばれた、歴代の受賞・審査委員会推薦作品の展示や上映等を行い、変容し続けるメディア芸術の多様な表現を紹介します。

今回展覧会の監修者のひとり関口敦仁氏(美術家/愛知県立芸術大学教授/元アート部門審査委員)は「アートとエンタテインメントは技術的にはクロスしている部分が大きい。アウトプットの仕方でアートになったりエンタテインメントになったりしている面がある。技術をどう使うかは作家やクリエーターに委ねられながら作品が発表されている。見る人はどうクロスしているのか見て感じて体験してほしい」と話しました。

メディア芸術祭の20年の歩みをたどることで、メディア芸術と、それを取り巻く社会、文化、テクノロジーの「変化」や「流れ」を感じ取ることができる貴重な機会となるでしょう。

会期 2016年10月15日(土)~11月6日(日)23日間
会場 [メイン会場]アーツ千代田3331(東京都千代田区外神田6丁目11-14)
[サテライト会場]NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]、UDX THEATER、国立新美術館 他
※開館時間、休館日は会場によって異なります。
入場料 無料 ※一部のイベントは有料
主催 文化庁メディア芸術祭20周年企画展実行委員会

以下は10月14日にメイン会場のアーツ千代田3331で行われたプレス内覧会で撮影した会場のもようです。

下の作品は、第5回デジタルアート(インタラクティブ)部門大賞を受賞した《突き出す、流れる》。

第13回アート部門大賞の《growth modeking device》。

《growth modeking device》を制作したDavid BOWEN氏。

第18回エンタテインメント部門優秀賞の《handiii》。

《handiii》の制作者のひとり山西哲哉氏。

第19回エンタテインメント部門新人賞の《group inou「EYE」》。作品の横に立つのは、制作者のひとりノガミカツキ氏。

今回の監修者のひとり関口敦仁氏。

アーツ千代田3331地下1階にはマンガライブラリーが設置。




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