アート

Posted on 2016-10-20
ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」 世界の「接続性」と「孤立」を考える


10月11日に行われたタイトル・コンセプト発表記者会見


世界の複雑さ、奥深さ、つながりを多面的に捉え直す
3年に1度行われる現代アートの国際展、ヨコハマトリエンナーレ2017のタイトルが、ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」(英題:Yokohama Triennale 2017 “Islands, Constellations and Galapagos”)に決定しました。

今、世界は従来の枠組みを超えてネットワーク化していく一方、紛争、難民、移民、英国のEU離脱など大きく揺れています。

また、人間の処理能力を大幅に超えた情報量の氾濫し、ソーシャルメディアなどの急激な発達によって“島宇宙化”が進んでいます。

こうした状況を背景に、改めて世界の「接続性」と「孤立」の状況について、様々な角度から考えていきます。

主催者は「時代の転換点と言われている現在、星を指標に大海原を航海した昔の船乗りたちの勇気と、星と星の間に線を引くことで、神話的な形象を描き、物語を紡いだ人間の想像力・創造力をもって、デジタル的な視点では把握できない世界の複雑さや奥深さ、つながりを多面的に捉え直し、何を未来の知恵としていくべきなのか、多くの人たちと考える場となることを目指します」とコメントしています。

ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」
会期
 2017年8月4日(金)~11月5日(日)※第2・4 木曜日休場 開場日数 88日間
主会場 横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館




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