アート

Posted on 2016-12-16
祝、開館120周年! 2017年は京都国立博物館に注目




 


京都国立博物館の平常展示館である平成知新館。世界的建築家・谷口吉生氏の設計で、平成26年(2014年)に開館した。なお、重要文化財に指定されている明治古都館(旧帝国京都博物館本館)では特別展覧会が開催されている。(撮影:北嶋俊治)



特別展覧会「海北友松」「国宝」などを開催
2017年(平成28年)に開館120周年を迎える京都国立博物館が、特別展覧会や特集陳列など、記念すべき年にふさわしい展覧会の数々を企画しています。

特別展覧会は、桃山画壇の巨匠・海北友松を回顧する特別展覧会「海北友松」、展示作品のすべてが国宝の特別展覧会「国宝」の2展です。特集陳列は「生誕300年 伊藤若沖」「とりづくし-干支を愛でる-」「大政奉還150年記念 幕末と京都(仮)」などが企画されています。さらに、コンサートや落語の公演など、さまざまな記念イベントも企画されています。

同博物館は明治30年(1897年)に「帝国京都博物館」として開館。以来、京都を中心とした寺社仏閣の貴重な文化財を保護するために、保存・収集・研究・展示を進めてきました。同館が目指すところは、京都という伝統文化を継承する地にあることを重視し、「文化財を護り伝える」「文化財を護る風土を育む」拠点として、さらに「開かれた博物館」として、多くの人々に愛され、利用される博物館です。京都旅行に行くときは、同館の見学もスケジュールに組んでみるといいかもしれません。

開館120周年記念展覧会ラインナップ

特別展覧会「海北友松」
2017年4月11日~5月21日
狩野永徳や長谷川等伯爵と並び称される桃山画壇の巨匠・海北友松(1533~1615年)の大規模な回顧展です。晩年期の代表作はもとより、数少ない初期作や新発見・初公開の作品、さらに諸人との幅広い交流を物語る書状や文書類なども数多く展示し、83年にわたる生涯を振り返ります。

特別展覧会「国宝」
2017年10月3日~11月26日
2017年は「国宝」の語が初めて使われた「古社寺保存法」制定より120年でもあります。本展覧会では絵画・書跡・彫刻・工芸・考古の各分野から、歴史と美を兼ね備えた国宝約200件が一堂に会します。京都で国宝展が開催されるのは1976年(昭和51年)に開催された「日本国宝展」以来、41年ぶりです。

特集陳列「生誕300年 伊藤若沖」
2016年12月13日~2017年1月15日
18世紀の京都で活躍した伊藤若沖は花鳥画を多く描いた人ですが、少ないながら人物画も手がけています。生誕300年を記念し大規模展が各地で開かれるなか、そこで展示されない作品を中心に、若沖の魅力が紹介されます。

特集陳列「とりづくし-干支を愛でる-」
2016年12月13日~2017年1月15日
平成29年の干支である酉にちなんで、鶏や鳥にちなんだ美術作品が特集されます。

特集陳列「皇室の御寺 泉涌寺」
2016年12月13日~2017年2月5日
京都の東山に壮大な伽藍を構える泉涌寺はいまから800年ほど前、開創されました。書跡・絵画・彫刻・工芸品など、さまざまな作品を通じ、泉涌寺の育んだ長い歴史が紹介されます。

特別公開「修理完成記念 鳥取・三佛寺の蔵王権現立像」
2017年1月17日~2月19日
鳥取県を代表する古刹のひとつ、三佛寺所蔵の蔵王権現立像(重要文化財)のうち、脇本尊一駆が展示されます。

特集陳列「雛まつりと人形」
2017年2月18日~3月20日
華やかな御殿雛飾りを中心に、各種の雛人形やさまざまな京人形が展示されます。

特集陳列「大政奉還150年記念 幕末と京都(仮)」
2017年夏
大政奉還から150年を迎えることを記念して、関連資料が展示されます。

京都水族館連携・特集陳列「京博すいぞくかん-どんなおさかないるのかな?(仮)」
2017年夏
京都水族館との共同企画。博物館の収蔵物より、水にまつわるいきものを表した作品が紹介されます。

新春特集陳列「いぬづくし-干支を愛でる-(仮)」
2017年冬
干支にちなんだ作品を紹介する特集陳列の第三弾。



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