アート

Posted on 2017-02-24
「フランス絵画の宝庫 ランス美術館展」華麗なるフランス絵画の歴史をたどる


作者不明(フランス) 《ルイ15世の娘、アデライード夫人の肖像(と思われる)》
18世紀 油彩、カンヴァス 35.5×30.5㎝
Reims, Musée des Beaux-Arts ©MBA Reims 2015/Christian Devleeschauwer. 


バロックからポスト印象派まで
2017年(平成29年)4月22日(土)から6月25日(日)まで、東京・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で「フランス絵画の宝庫 ランス美術館展」が開催されます。

ランス美術館は、歴代のフランス国王が戴冠式を行ったノートル=ダム大聖堂で知られる古都ランス市にある美術館で、初期ルネサンスから現代まで、幅広いコレクションを有する“フランス絵画の宝庫”です。

本展覧会は、ランス美術館の所蔵作品から、17世紀のバロックに始まり、18世紀のロココ、19世紀のロマン派、新古典派、印象派、ポスト印象派までの作品約70点を展示し、華麗なるフランス絵画の歴史をたどるものです。

第1章「国王たちの時代」は、イタリア、フランドル絵画の影響からバロック、ロココの誕生までの作品を紹介します。第2章「近代の幕開けを告げる革命の中から」では、ダヴィット、ドラクロワからクールベ、ミレー、コローまでを展示。第3章「モデルニテをめぐって」では、印象派からポスト印象派までを概観します。「モデルニテ」とは近代的という意味。モデルニテを主題として、新しい技法で表現した画家たちの展覧会が「第1回印象派展」でした。

第4章「フジタ、ランスの特別コレクション」では、ランス市と最も縁のある日本出身の画家、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の作品を展示します。フジタは1955年にフランスに帰化。1959年にノートル=ダム大聖堂で洗礼を受け、1966年にランスに平和の聖母礼拝堂(フジタ礼拝堂)を建立。現在は夫人とともにこの礼拝堂に眠っています。今回はこの礼拝堂の内壁を飾っているフレスコ画のための素描とステンドグラスのための下絵が来日します。これらの作品はフジタの遺族によりランス美術館に寄贈されたものです。

フランス絵画の宝庫 ランス美術館展
会期
 2017年(平成29年)4月22日(土)から6月25日(日)まで
会場 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
観覧料 一般1300円(1100円)、大学生・高校生800円(650円)、中学生以下無料、シルバー(65歳以上)1100円
※( )内の料金は前売・20人以上の団体料金

ジャック=ルイ・ダヴィッド(および工房) 《マラーの死》 
1793年7月13日以降 油彩、カンヴァス 111.3×86.1㎝
Reims, Musée des Beaux-Arts ©MBA Reims 2015/Christian Devleeschauwer.

ポール・ゴーギャン 《バラと彫像》 1889年 油彩、カンヴァス 73.2×54.5㎝
Reims, Musée des Beaux-Arts ©MBA Reims 2015/Christian Devleeschauwer.




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締め切りは、2017年(平成29年)4月21日24時です。

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