アート

Posted on 2017-03-18
【美術館レビュー】「ミュシャ展」 大作《スラブ叙事詩》20点を公開


正面が《原故郷のスラヴ民族》、右が《ルヤーナ島でのヴァントヴィート祭》、左が奥から《東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン》、《ボヘミア王プシャミスル・オタカル2世》。


大作が並ぶ展示空間
2017年(平成29年)3月8日(水)から6月5日(月)まで、東京・六本木の国立新美術館 企画展示室2Eで「ミュシャ展」が開催中です。今回の「ミュシャ展」の目玉は、ミュシャが後半生をかけて描いた連作の大作《スラブ叙事詩》です。チェコ国外では世界で初めて、全20点がまとめて公開中です。

高さ610cm×左右810cmの《原故郷のスラヴ民族》をはじめ、大作が並ぶ展示空間にいると、まるで絵の中に入り込んだかのようです。天井高が高い国立新美術館だからこそ実現できた展覧会です。

エントランスを入るとメインの《スラブ叙事詩》の展示があります。また、後半に進むに従って《スラブ叙事詩》を描くまでの足跡がたどれるという展示構成になっています。

※写真は3月7日に行われたプレス内覧会で撮影(Photo:Media &Communication編集部 宮川由紀子)

ミュシャ展
会期
 2017年(平成29年)3月8日(水)から6月5日(月)まで
会場 国立新美術館 企画展示室2E
観覧料 一般1600円(1400円)、大学生1200円(1000円)、高校生800円(600円)、中学生以下無料
※カッコ内はおよび20人以上の団体料金
※3月18日(土)~20日(月・祝)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)




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