アート

Posted on 2017-06-06
東京初の屋外型フォトフェスティバル「T3」




多様な価値観を許容できる都市のあり方を提示
東京では初めてとなる屋外型の国際フォトフェスティバル「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」が、東京・上野公園と周辺エリアを舞台に開催されました(会期:2017年5月19日~28日)。

「T3」の3つのTとは、アメリカの社会学者リチャード・フロリダが著書「クリエイティブ資本論」で、都市の繁栄に必要な条件として掲げた「才能(Talent)」「技術(Technology)」「寛容性(Tolerance)」です。

2020年東京オリンピックに向けて、多様な価値観を許容できる都市のあり方を提示しました。

展示テーマは「Invisible Stratum-見えない地層-」。9組のアーティストが作品展示を繰り広げました。以下は、そのうちの2作品です。

鈴木理策「水鏡 16 WM-628」(2016)は、上野公園の池に水没させた写真作品。私たちの「見る」という行為にともなう複数の層(レイヤー)について考察しています。

写真に写った光景、水面の揺らぎ、水面に映り込んだ周囲の木々や空といった幾重にも重なった層を見ることができます。



下の作品は「ル・コルビュジェの眼鏡-パリ「近代住居」の講演原稿を見る」(2003)。制作者の米田知子は、写真というメディアを通して「記憶」や「歴史」を投影した作品を制作しています。

展示作品はル・コルビュジェの眼鏡を通して見た講演原稿です。作品を見る私たちも、あたかもル・コルビュジェになったかのような疑似体験ができます。

(TEXT & PHOTO:M&C 蓬田修一)


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