アート
Posted on 2017-07-20
「ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより」2018年3月横浜で
2018年(平成30年)3月24日(土)から6月24日(日)まで、横浜・みなとみらいの横浜美術館で「ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより」展が開催されます。
世界屈指の西洋近現代美術コレクションを誇る英国テートの所蔵作品の中から、19世紀後半のヴィクトリア朝の神話画から現代の身体表現まで、西洋美術の200年にわたる裸体表現の歴史を紐とく美術展です。
フレデリック・ロード・レイトンが神話を題材として描いた理想化された裸体から、ボナールらの室内の親密なヌード、男女の愛を永遠にとどめたロダンの大理石彫刻《接吻》やシュルレアリスムの裸体表現、人間の真実に肉迫するフランシス・ベーコン、さらにはバークレー・L・ヘンドリックスやシンディ・シャーマンなど、現代における身体の解釈をとおして、ヌードをめぐる表現がいかに時代とともに変化し、また芸術表現としてどのような意味をもちうるのか、絵画、彫刻、版画、写真など約130点でたどります。
昨年新館がオープンした英国国立美術館、テートは1897年の開館以来、世界屈指の近現代美術コレクションと先進的な活動で、常に美術界をリードしています。そのテートのコレクションを見る格好の機会といえるでしょう。
日本初公開されるロダンの≪接吻≫も見逃せない見どころのひとつです。ブロンズ像は国内にもありますが、大理石彫刻の≪接吻≫は、世界に3体しかないものです。
なお、本展覧会は2016年のオーストラリアを皮切りに国際巡回されているもので、ニュージーランド、韓国(2017年8月開催予定)のあと、日本上陸します。
ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより
会期 2018年(平成30年)3月24日(土)から6月24日(日)まで
会場 横浜美術館
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