歴史

Posted on 2017-07-20
「古代アンデス文明展」“TBSアンデスプロジェクト”の集大成


《黄金製の神像》 モチェ文化(紀元200年頃から750/800年頃) ペルー文化省・国立博物館所蔵 


2017年(平成29年)10月21日(土)から2018年(平成30年)2月18日(日)まで、東京・上野公園の国立科学博物館で「古代アンデス文明展」が開催されます。

アンデス地域には、古代エジプトと同じくらい古い時代から文明があったと言われ、数々の個性的な地方文化を生んできました。

独創的な外観の土器を作り、黄金の製品や美しい織物の中にメッセージを織り込み、紐の結び目のキープと呼ばれる記憶の道具に、彼らの歴史の秘密を隠しました。

今回の展覧会は、アンデスに人類が到達した先史時代から、スペイン人によるインカ帝国征服までの約1万5000年間に生まれた9つの文化の盛衰を描き、アンデス文明に共通する普遍的な性格と各文化の固有の特徴を考え、その本質に迫ります。

展示構成は次の通りです。
序章 アンデスへの人類到達 紀元前13000年~前3000年頃
第1章 アンデスの神殿と宗教の始まり カラル文化(紀元前3000年頃~前2000年頃)
第2章 複雑な社会の始まり チャビン文化(紀元前1300年~前500年頃)
第3章 さまざまな地方文化の始まり ナスカ文化(紀元前200年頃~紀元650年頃)、モチェ文化(紀元200年頃~750/800年頃)
第4章 地域を超えた政治システムの始まり ティワナク文化(紀元500年頃~1100年頃)、ワリ文化(紀元650年頃~1000年頃)、シカン文化(紀元800年頃~1375年頃)
第5章 最後の帝国―チムー王国とインカ帝国 チムー王国(紀元1100年頃~1470年頃)、インカ帝国(紀元15世紀早期~1572年頃)
第6章 身体から見たアンデス文明 チリバヤ文化(紀元900年頃~1440年頃)

主催者のひとつであるTBSは、これまで5回のアンデスの文明展を開催し、全国で400万人以上を動員してきました。

今回の「古代アンデス文明展」は、“TBSアンデスプロジェクト”の最終章として、その集大成ともいえる展覧会です。

古代アンデス文明展
会期
 2017年(平成29年)10月21日(土)から2018年(平成30年)2月18日(日)まで
会場 国立科学博物館
観覧料 一般・大学生1600円(1400円)、小・中・高校生600円(500円)
※( )内は前売料金
■金曜土曜限定ペア得ナイト券 2000円(当日販売のみ)
*金曜土曜限定ペア得ナイト券は、金曜・土曜夜間(午後5時~午後8時、最終入場午後7時30分)入場可。
*2名様同時入場、男女問わず。
*会場での当日販売のみ

《金の胸飾り(一部)》 シカン文化(紀元800年頃から1375年頃) ペルー文化省・国立ブリューニング考古学博物館所蔵 

《キープ》 インカ帝国(紀元15世紀早期から1572年頃) ペルー文化省・ミイラ研究所・レイメバンバ博物館所蔵 

ナスカの地上絵(ペルー) 




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開催を記念して、「古代アンデス文明展」の招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2017年(平成29年)10月20日24時です。

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