アート
Posted on 2017-09-21
没後60年記念 川合玉堂の初期から晩年まで約80点を展観
玉堂の素顔の魅力も紹介
川合玉堂(かわいぎょくどう)は、日本の山河をこよなく愛し、豊かな自然と、そこに暮らす人々の姿を叙情豊かに描き出しました。
今回の展覧会は、玉堂の没後60年を記念し、玉堂の画家としての足跡をたどり、その芸術を紹介します。
明治6年、愛知県に生まれた玉堂は、14歳で京都の画家・望月玉泉(もちづきぎょくせん)に入門。23歳のとき、京都から東京へ移ります。
円山四条派(まるやましじょうは)の基礎のうえに、狩野派の様式を取り入れ、さらに各地を訪ねて実際の風景に触れることで、伝統的な山水画から近代的な風景画へと新たな境地を拓いていきました。
官展審査員、帝国美術院会員となる一方で、東京美術学校教授、帝室技芸員に任ぜられるなど、東京画壇における中心的役割を果たしました。
昭和15年に、文化勲章受章。晩年は、戦争中の疎開先、奥多摩で過ごしました。
今回の展覧会には、初期から晩年に至るまでの代表作を中心に、約80点が出品されます。
また、作品に込められた家族への思い、親しい画家や歌人との交流など、素顔の玉堂の魅力も紹介します。
【特別展】没後60年記念 川合玉堂 ―四季・人々・自然―
会期 2017年(平成29年)10月28日(土)から12月24日(日)まで
*会期中、一部展示替えあり(前期:10/28-11/26、後期:11/28-12/24)
会場 山種美術館
入館料 一般1200円(1000円)、大高生900円(800円)、中学生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体割引料金
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締め切りは、2017年(平成29年)10月27日24時です。
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