アート / 歴史

Posted on 2017-12-07
5月13日まで会期延長!「アラビア の道-サウジアラビア王国の至宝」アラビア半島の歴史を紐解く展覧会


人形石柱 前3500~前2500年頃、カルヤト・カァファ出土 サウジアラビア国立博物館所蔵 


サウジアラビア王国の至宝を日本で初めて公開
2018年(平成30年)1月23日(火)から3月18日(日)まで、東京・上野公園の東京国立博物館 表慶館で、「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」が開催されます。

※5月13日(日)まで会期が延長されました。

100万年以上前にさかのぼるアジア最初の石器、5000年前に砂漠に立てられた人形石柱、ヘレニズム時代やローマ時代に賑わった古代都市からの出土品、イスラームの聖地マッカ(メッカ)のカァバ神殿で17世紀に使われた扉、サウジアラビア初代国王の遺品(20世紀)など、サウジアラビア王国の至宝というべき400件以上の貴重な文化財が日本で初めて公開されます。

展示は「道」をひとつのキーワードに、時代順にサウジアラビア王国の歴史を紹介する構成です。

第1章「人類、アジアへの道」
アラビアの先史時代が紹介されます。金沢大学の調査隊がサウジアラビア国内で実施中の発掘調査成果も紹介される予定です。
第2章「文明に出会う道」
前2500年頃からメソポタミア文明とインダス文明をつなぐ海上交易で繁栄したアラビア湾(ペルシャ湾)沿岸地域の出土物が展示されます。
第3章「香料の道」
前1000年以降に香料交易で賑わったオアシス都市の出土品が展示されます。
第4章「巡礼の道」
7世紀前半以降、イスラーム教が各地に広まり、マッカ、マディーナという2大聖地を擁するアラビア半島への巡礼をテーマとする展示が行われます。
第5章「王国への道」
サウジアラビア王国は18世紀に誕生したサウード家による王国に端を発します。この時期に使われていた日用品や武器など、イスラーム美術の装飾が施された工芸品が数多く展示されます。

【サウジアラビア王国とは】
サウジアラビアは、アラビア語で「サウード(家)によるアラブ(の王国)」という意味を持つ君主制の王国であり、マッカとマディーナというイスラームの2大聖地を擁する、イスラーム世界の中心的存在です。

現在の首都リヤド周辺の領主であったサウード家が、アラビア半島の大部分を支配下に置き、王国を築きました。

面積は約215万㎢(日本の約5.7倍)で、その約3分の1 を砂漠が占めています。

アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝
会期
 2018年(平成30年)1月23日(火)から3月18日(日)まで
※5月13日(日)まで会期が延長されました。
会場 東京国立博物館 表慶館
観覧料 一般620円(520円)、大学生410円(310円)
※( )内は20人以上の団体料金
※高校生以下および18歳未満、満70歳以上の人は無料

葬送用マスク 1世紀、テル・アッザーイル出土 サウジアラビア国立博物館所蔵 

クルアーン(コーラン) 16~17世紀 サウジアラビア国立博物館所蔵 

アブドゥルアジーズ王の刀 20世紀 キング・アブドゥルアジーズ財団所蔵 




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締め切りは、2018年(平成30年)1月22日24時です。

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