アート

Posted on 2017-12-20
「ヘレンド展」王侯貴族が愛好した陶磁器展


色絵金彩「皇帝」文コーヒーセット 1860年頃 ブダペスト国立工芸美術館蔵 


シノワズリーの作品展示も見どころ 
東京・汐留のパナソニック 汐留ミュージアムで、2018年(平成30年)1月13日(土)から「ヘレンド展」が開催されます。

ヘレンドとは、ハンガリーの首都・ブダペストから南西に110㎞を隔てた静かな村にある磁器製作所です。

1826年に創設され、ハプスブルク皇帝の保護を受けて発展し、各国の王侯貴族が愛好した名窯として今日に至るまで高い評価を得るハンガリーを代表する高級磁器窯です。

開窯初期の希少な逸品から現代の製品までおよそ230点が一堂に集まり、作品の展示をとおして190年余りのヘレンドの歩みが紹介されます。

透彫りの装飾、可憐な草木や花々の彫塑飾り、東洋と欧州のさまざまな陶磁器から学び独自の発展を遂げた多数の個性的な文様が堪能できます。

ヘレンド磁器最大の魅力である中国趣味の作品、シノワズリーの作品群も見どころです。

ヘレンド展
会期
 2018年(平成30年)1月13日(土)から3月21日(水)まで
会場 パナソニック 汐留ミュージアム 
入館料 一般1000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料 




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