アート
Posted on 2018-02-19
「生誕150年 横山大観展」《白衣観音》など新出作品も登場
代表作を網羅した大回顧展
2018年(平成30年)4月13日(金)から5月27日(日)まで、東京・竹橋の東京国立近代美術館で「生誕150年 横山大観展」が開催されます。
横山大観(1868~1958)の生誕150年、没後60年を記念して開催される大回顧展です。
東京美術学校に学んだ大観は、師の岡倉天心とともに同校を去り、日本美術院を設立し、新たな時代における新たな絵画の創出を目指しました。
西洋からさまざまなモノや情報が押し寄せる時代の中、日本の絵画の伝統的な技法を継承しつつ、時に改変を試み、また主題についても従来の定型を軽々と脱してみせました。
やがてこうした手法はさらに広がりを見せ、自在な画風と深い精神性を備えた数々の大作を生み出しました。
40m超で日本一長い画巻《生々流転》(重要文化財)や《夜桜》《紅葉》といった代表作のほか、100年ぶりの発見である《白衣観音》《彗星》など新出作品も公開されます。
習作などの資料をあわせ総出品数は91点、制作の過程から彼の芸術の本質に迫る内容です。
なお、本展覧会は2018年6月8日(金)から7月22日(日)まで、京都国立近代美術館で巡回開催されます。
生誕150年 横山大観展
会期 2018年(平成30年)4月13日(金)から5月27日(日)まで
会場 国立近代美術館
観覧料 一般1500円(1300円)、大学生1100円(900円)、高校生600円(400円)、中学生以下無料
※( )内は前売および20人以上の団体料金
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