アート / 歴史

Posted on 2018-04-26
特別展「縄文-1万年の美の鼓動」 日本各地の優品が集まる


国宝 火焰型土器 新潟・十日町市蔵(十日町市博物館保管) 写真:小川忠博 新潟県十日町市 笹山遺跡出土 縄文時代(中期)・前3000~前2000年 


縄文時代の国宝6件が勢揃い
2018年(平成30年)7月3日(火)から9月2日(日)まで、東京・上野の東京国立博物館で特別展「縄文-1万年の美の鼓動」が開催されます。

今から約1万3000年前、氷期が終わりに近づいて温暖化が進み、入り江や干潟が生まれ、現在の日本列島の景観が整いました。

この頃に日本では土器作りが始まり、縄文時代が幕を開けます。

当時の人々は、自然環境を生かして狩猟や漁撈、採集による生活を営んでいました。

彼らが日々の暮らしの中で作り出した土器や石器、土偶や装身具など、さまざまな道具は力強さと神秘的な魅力にあふれています。

躍動感あふれる《火焰型土器》やユニークな姿形をした《遮光器土偶》は、縄文時代の造形美を象徴するものとして広く知られていますが、1万年続いた縄文時代には、まだまだ知られていない多彩な造形が数多くあります。

本展覧会は「縄文の美」をテーマに、縄文時代草創期から晩期まで、日本列島各地で育まれた優品を一堂に集め、その形に込められた人々の技や思いに迫ります。

縄文時代の出土品で現在国宝に指定されている6件が初めて勢揃いします(6件のうち「土偶 縄文のビーナス」「土偶 仮面の女神」の展示は7月31日~9月2日)。

約1万年の始めから終わりまで、地域についても北海道から沖縄までを取り上げるスケール感はかつてない規模です。

1950年代に岡本太郎らが芸術的価値を見出したといわれ、近年再び注目され、評価が高まっている「縄文の美」を知る絶好の機会です。

特別展「縄文-1万年の美の鼓動」
会期
 2018年(平成30年)7月3日(火)から9月2日(日)まで
会場 東京国立博物館 平成館
観覧料 一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円)、中学生以下無料
※( )内は前売/20人以上の団体料金
※前売は7月2日(月)まで

国宝 土偶 縄文のビーナス 長野・茅野市蔵(茅野市尖石縄文考古館保管) 長野県茅野市 棚畑遺跡出土
展示期間:7月31日(火)~9月2日(日) 縄文時代(中期)・前3000~前2000年 

国宝 土偶 縄文の女神 山形県蔵(山形県立博物館保管) 山形県舟形町 西ノ前遺跡出土 縄文時代(中期)・前3000~前2000年 

重要文化財 人形装飾付有孔鍔付土器 山梨・南アルプス市教育委員会蔵 山梨県南アルプス市 鋳物師屋遺跡出土 縄文時代(中期)・前3000~前2000年 

重要文化財 遮光器土器 東京国立博物館蔵
青森県つがる市木造亀ヶ岡出土 縄文時代(晩期)・前1000~前400年 




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締め切りは、2018年(平成30年)7月2日24時です。

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