アート
Posted on 2018-05-14
デュシャンと日本美術、比べてみたら? 世界で初めての企画展「マルセル・デュシャンと日本美術」
フィラデルフィア美術館のデュシャン・コレクション150点余りを紹介
2018年(平成30年)10月2日(火)から12月9日(日)まで東京・上野の東京国立博物館で、東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流企画特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」が開催されます。
マルセル・デュシャン(1887~1968)は、伝統的な西洋芸術の価値観を大きく揺るがし、20世紀の美術に衝撃的な影響を与えた作家です。
そのデュシャンの作品と日本美術を比べてみるという世界で初めての試みの企画展です。
会場は第1部「デュシャン 人と作品」展と、第2部「デュシャンの向こうに日本が見える。」展の2部から構成されます。
第1部「デュシャン 人と作品」展は、フィラデルフィア美術館が有する世界に冠たるデュシャン・コレクションより、油彩画、レディメイド、関連資料および写真を含む計150余点によって、彼の創作活動の足跡を辿ります。
第2部「デュシャンの向こうに日本が見える。」展は、もともと西洋とは異なった社会環境のなかで作られた日本の美術の意味や、価値観を浮かび上がらせることによって、日本の美の楽しみ方を新たに提案しようとするものです。
「芸術」をみるのではなく「考える」ことで、さまざまな知的興奮が呼び起こされる展覧会となるでしょう。
東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流企画特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」
会期 2018年(平成30年)10月2日(火)から12月9日(日)まで
会場 東京国立博物館 平成館 特別展示室第1室・第2室
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