アート

Posted on 2018-05-26
名宝約120件が一堂に「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-」


重要文化財「如意輪観音坐像」 平安時代、醍醐寺蔵、画像提供:奈良国立博物館、撮影:森村欣司 


中国でのべ80万人以上を集めた展覧会を東京と福岡で開催
2018年(平成30年)9月19日(水)から11月11日(日)まで、東京・六本木のサントリー美術館で「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-」が開催されます。

2016年に中国の上海と西安で開催され、のべ80万人以上が来場して好評を得た展覧会が、東京と福岡で記念開催されるものです。

醍醐寺に伝わる約15万点の寺宝から選りすぐりの名宝約120件(うち国宝36件、重要文化財60件)が展示されます。

もと薬師堂の本尊「薬師如来坐像」や「如意輪観音坐像」などの傑作をはじめ、絵画、書跡、工芸などが一堂に会します。

貴重な展示品を通じて、平安時代から近世に至る醍醐寺の変遷がたどれる内容です。

醍醐寺について
京都の山科にある醍醐寺は貞観16年(874)に理源大師聖宝によって開かれて以来、歴史の表舞台で重要な役割を果たしてきた名刹です。

真言密教のうちでも特に、加持祈祷や修法などの実践を重視する寺として発展し、その本尊となる彫刻や絵画、修法で用いる仏具など、9世紀の開創期からの名宝が数多く伝わっています。

また、修法の次第や方法、本尊の図像についての記録、時々の為政者からの帰依を示す文書などは7万点近くに及びます。

京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-
会期
 2018年(平成30年)9月19日(水)から11月11日(日)まで
会場 サントリー美術館
入館料 一般1500円(1300円)
※( )内は前売料金

巡回情報
会場 九州国立博物館(福岡)
会期 2019年(平成31年)1月29日~3月24日

国宝「醍醐寺縁起」 江戸時代、醍醐寺蔵、画像提供:奈良国立博物館、撮影:佐々木香輔 

国宝「薬師如来坐像」 平安時代、醍醐寺蔵、画像提供:奈良国立博物館、撮影:佐々木香輔 

国宝「訶梨帝母像」 平安時代、醍醐寺蔵、画像提供:奈良国立博物館、撮影:佐々木香輔 

重要文化財「扇面散図屏風」 俵屋宗達筆 江戸時代、醍醐寺蔵、画像提供:奈良国立博物館、撮影:佐々木香輔 




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以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2018年(平成30年)9月18日24時です。

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