アート

Posted on 2018-08-22
Bunkamura30周年記念 「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」


イワン・クラムスコイ 《忘れえぬ女(ひと)》 1883年 油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery 


19世紀後半~20世紀初頭のロシアを代表する作家の作品72点を紹介
2018年(平成30年)11月23日(金・祝)から2019年(平成31年)1月27日(日)、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」が開催されます。

ロシアの美術界では19世紀後半にクラムスコイら若手画家によって組織された「移動派」グループが、制約の多い官製アカデミズムに反旗を翻し、ありのままの現実を正面から見据えて描くことをめざしていました。

また、その一方、モスクワ郊外アブラムツェヴォのマーモントフ邸に集まったクズネツォフ、レヴィタン、コローヴィンらの画家たちは、懐古的なロマンティシズムに溢れた作品を多く残しました。

今回の展覧会では、ロシア美術の殿堂・国立トレチャコフ美術館が所蔵する豊富なコレクションより、19世紀後半から20世紀初頭の激動のロシアを代表する作家、クラムスコイ、シーシキン、レヴィタン、ヴェレシャーギンらの作品72点が展示されます。

圧倒的な広さを持つ大地、吸い込まれるような深い森、都会や郊外での生活、月夜にたたずみ夢想する女性像など、ロマンティックな作品ぞろいです。

クラムスコイの作品については、名作《忘れえぬ女(ひと)》が約10年ぶりに来日するほか、《月明かりの夜》が初来日します。

国立トレチャコフ美術館とは
モスクワの商家に生まれ紡績業で多額の財を築いたパーヴェル・トレチャコフ(1832-1898)が「ロシアの芸術家によるロシア美術のための美術館」を作ろうと、生涯を掛けて取り組んだコレクションを母体とするもので、12世紀の貴重なイコンに始まる約20万点の作品を所蔵、質、量ともに第一級のロシア美術コレクションを誇ります。

国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア
会期
 2018年(平成30年)11月23日(金・祝)から2019年(平成31年)1月27日(日)まで
*11月27日(火)、12月18日(火)、2019年1月1日(火・祝)のみ休館
会場 Bunkamura ザ・ミュージアム
入館料 一般1500円(1300円)、大学・高校生1000円(800円)、中学・小学生700円(500円)
※( )内は前売および20人以上の団体料金

イワン・クラムスコイ 《月明かりの夜》 1880年 油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery 

イワン・シーシキン 《正午、モスクワ郊外》 1869年 油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery


ニコライ・グリツェンコ 《イワン大帝の鐘楼からのモスクワの眺望》 1896年 油彩・キャンヴァス © The State Tretyakov Gallery 




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締め切りは、2018年(平成30年)11月22日24時です。

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