アート

Posted on 2018-12-04
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」ウィーンで育まれた芸術世界を網羅的に紹介


グスタフ・クリムト《エミーリエ・フレーゲの肖像》1902年 油彩/カンヴァス 178×80 cm ウィーン・ミュージアム蔵 ©Wien Museum / Foto Peter Kainz 


ウィーンの世紀末文化を、「近代化(モダニズム)への過程」という視点から紐解く
2019年(平成31年)4月24日(水)から8月5日(月)まで、東京・六本木の国立新美術館で、また同年8月27日(火)から12月8日(日)までは大阪・中之島の国立国際美術館で、「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」が開催されます。

日本とオーストリアの外交樹立150周年を記念する展覧会で、19世紀末から20世紀初頭にかけて花開いたウィーンの世紀末文化を、「近代化(モダニズム)への過程」という視点から紐解いていくものです。

本展では18世紀中頃まで遡り、のちのウィーン工房に影響を与えたビーダーマイアー時代の工芸や、芸術都市へ発展する起源となった都市改造計画など、ウィーン世紀末文化に至るまでの歴史背景にもスポットを当てます。

絵画や工芸はもちろん、建築、デザイン、インテリア、ファッション、グラフィックデザインなど、ウィーンで育まれた芸術世界が網羅的に紹介されます。

ウィーン世紀末の巨匠たちの傑作が一堂に
東京展ではグスタフ・クリムト47点、エゴン・シーレ22点、オスカー・ココシュカ17点が展示されます(大阪展はクリムト18点、シーレ11点、ココシュカ8点)。

クリムトが最愛の女性を描いた《エミーリエ・フレーゲの肖像》をはじめとする油彩画に加え、素描、ポスターなどのグラフィックを通して、モダニズムの黄金時代を築いた作家たちの作品世界に深く迫ります。

今回展示される作品は、100万点に及ぶ収蔵品を持ち、ヨーロッパ有数の博物館として知られるウィーン・ミュージアムのコレクションからのものが大半を占めます。

ウィーン・ミュージアムの主要作品がまとめて出品できたのは、同ミュージアムの改修工事に伴うものです。

出品作品数は東京展約400点、大阪展約330点です(個人所蔵の作品も含む)。

歴史ある貴重なウィーン世紀末のコレクションをオーストリア国外で目にできる、またとない機会です。

日本・オーストリア外交樹立150周年記念「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」
東京会場
会期
 2019年(平成31年)4月24日(水)から8月5日(月)まで
会場 国立新美術館 企画展示室1E
 
大阪会場
会期
 2019年8月27日(火)から12月8日(日)まで
会場 国立国際美術館

エゴン・シーレ《自画像》1911年 油彩/板 27.5×34 cm ウィーン・ミュージアム蔵
©Wien Museum / Foto Peter Kainz 

モーリツ・ネール《郵便貯金局メインホール》1906年 写真 65.5×85 cm
ウィーン・ミュージアム蔵 ©Wien Museum 




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以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2019年(平成31年)4月23日24時です。

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