アート

Posted on 2013-10-16
「皇室の名品-近代日本美術の粋-」 皇室の選りすぐりの名品が一堂に



川之邊一朝、海野勝珉、六角紫水ほか 《菊蒔絵螺鈿棚》
明治36(1903)年 宮内庁三の丸尚蔵館所蔵 (前期のみ)


Editor:蓬田(よも)修一

特別展「皇室の名品-近代日本美術の粋-」が、2013年11月9日から2014年1月13日まで、京都国立近代美術館で開催されます。

この特別展は、1993年に開館した宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する美術工芸品の中から選りすぐった近代以降の作品約180点を一堂に展示するものです。

会場は「宮殿装飾」「明治期の美術工芸と博覧会」「皇室と官展」「皇室と日本美術院」「御肖像と大礼」の六つの章に分かれ、皇室の名品が体系的に紹介されます。

日本画の横山大観、竹内栖鳳、油彩画の高橋由一、彫刻の高村光雲、七宝の並河靖之、金工の海野勝珉など、内国勧業博覧会や万博への出品作、御成婚や御即位を祝して制作された作品などが並びます。

見どころは、1945年に消失した明治宮殿が部分的ながら壁クロスや天井部分を再現し、実際に宮殿で使われていた作品が展示されることです。

また、天皇陛下ご即位の折に開かれる宴を「大饗の儀」といいますが、大正度、昭和度の「大饗の儀」で実際に使用された軟障、御挿華・御洲浜、悠紀・主基地方風俗歌屏風が並べられ、その厳かな様子が味わえます。

2013年12月に天皇陛下は傘寿を迎えられます。その佳き年と、京都国立近代美術館の開館50周年、宮内庁三の丸尚蔵館の開館20周年が重なりました。

各館の記念事業の一つとして、皇室とは特別にゆかりの深い京都の地で、皇室が護り育んできた“近代日本美術の粋”が見られる貴重な機会です。

特別展「皇室の名品-近代日本美術の粋-」
会期
2013年11月9日(土)から2014年1月13日(月・祝)まで
※前期(11月9日~12月8日)と後期(12月11日~1月13日)で大部分の作品が入れ替わります。
会場 京都国立近代美術館
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日[ただし12月23日(月・祝)、1月13日(月・祝)は開館]、12月10日(火)、12月24日(火)、12月30日(月)から1月2日(木)まで
観覧料 一般1300円(1100円/900円)、大学生900円(800円/600円)、高校生400円(300円/200円) ※(  )内は前売/20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳等をご提示の方と付添者1名は無料
テレホンサービス(展覧会のご案内) 075-761-9900
特別展「皇室の名品-近代日本美術の粋-」公式サイト

上村松園 《雪月花》(右) 昭和12(1937)年 
宮内庁三の丸尚蔵館所蔵 (後期のみ展示)


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