出版

Posted on 2010-11-14

電子書籍フリマ　デジタル商品をアナログ対面で販売

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2010年11月14日、新宿のネイキッドロフトで開催された「電書フリマZ」に行ってきました。これは米光一成さんおよび電子書籍部（電書部）が開催するイベントで、今回は電子書籍を販売する５ショップが集合しました。

各ショップには見本や書籍リストがあり、見本を立ち読みして、作者と話して、気に入ったものがその場で購入できるようになっていました。
代金はその場で支払い、それから購入者にダウンロードサイトが記載されたメールが送られる仕組みです。

販売されている作品はマンガ、短歌、グラフィカルな雑誌、テキスト、写真集などさまざまでした。
デジタルでバーチャルな電子書籍を、アナログでリアルに対面販売するというのが「電書フリマ」の面白さです。
作者と対話することで作品に対して興味がわいてくるものです。わたしもつい、何冊も買ってしまいました。

何冊買っても荷物が重くならないのも電子書籍のよいところです。遠隔からネットを使い、テレビ会議で参加していた作家がいました。
電子書籍というメディアを生かし、文字が動くという、「世界初の、ちょっとだけ動く歌集」というのもありました。

今回主催の電書部は、2010年12月5日の「文学フリマ」（大田区産業プラザPiOで開催）に出店する予定です。

（ＴＥＸＴ・写真：宮川由紀子）

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