アート

Posted on 2014-05-19
「メトロポリタン美術館 古代エジプト展-女王と女神」 女性をテーマに日本初公開



ハトシェプスト女王像の頭部
Rogers Fund, 1931 (31.3.153)


Writer:宮川由紀子

2014年7月19日(土)から9月23日(火・祝)まで東京都美術館で「メトロポリタン美術館 古代エジプト展-女王と女神」が開催されます。

アメリカを代表する美の殿堂、ニューヨークのメトロポリタン美術館が擁する約3万点に及ぶエジプト・コレクション。その中から、“女性”をテーマに優品・美品を約200点選りすり、一堂に展示するのが本展覧会です。

古代エジプト史において数々の功績を残しながらも、近年までその存在さえ謎に包まれていた神秘の女王ハトシェプストの像をはじめ、当時の人々から篤い信仰を集めていた多くの女神たちの像やレリーフ、また、王家の女性たちを美しく彩った豪華な装身具、現代にも通じるデザイン性に溢れた化粧道具などが紹介されます。

構成は次のとおりです。

第1章 ファラオになった女王 ハトシェプスト
第2章 愛と美の女神 ハトホル
第3章 信仰された女神たち
第4章 王妃、王女たち
第5章 王族の装身具
第6章 王族の化粧道具
第7章 来世への信仰

見どころは次のとおりです。

メトロポリタン美術館エジプト・コレクションの至宝約200点が日本初公開!
世界に名だたるメトロポリタン美術館が誇るエジプト・コレクションから“女性”をテーマに厳選された約200点が日本初公開されます。

謎のベールに包まれた女王ハトシェプストに迫る
女王ハトシェプストは古代エジプト史上、最も重要な女性ファラオとして知られています。彼女の残した偉大な功績が、葬祭殿からの発掘品などを通して紹介されます。

古代の女神たちが一堂に
愛と美と豊穣を司るハトホル、戦争と平和をを司るセクメトなど、古代エジプト人たちから厚い信仰を受けた女神たちにまつわる品々が勢ぞろいします。

アクセサリーやメイク道具も
女性が美しくありたいと思うのは、古代エジプトも同じこと。王家の女性たちを彩った豪華な装身具や化粧道具が展示されます。

なお、本展は東京開催後、神戸での開催が予定されています。

「メトロポリタン美術館 古代エジプト展-女王と女神」
〈東京〉
会期
 2014年7月19日(土)から9月23日(火・祝)まで
会場 東京都美術館
料金 一般1600(1300)円、学生1300(1100)円、高校生800(600)円、65歳以上1000(900)円
※( )内は前売および20名以上の団体料金
問い合わせ TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

〈神戸〉
会期
 2014年10月13日(月・祝)から2015年1月12日(月・祝)まで
会場 神戸市立博物館
問い合わせ TEL:078-391-0035(神戸市立博物館)

その他、詳細は展覧会公式サイトでご確認ください。

セクメト女神像
Gift of Henry Walters, 1915 (15.8.1)

ハトホル女神の象徴がついた柄鏡
Fletcher Fund, 1919, 1920 (26.8.97)

アメン・ラー神の歌い手ヘネトタウィの人型内棺とミイラ板
Rogers Fund, 1925 (25.3.183a, b; 25.3.184)

Images © The Metropolitan Museum of Art.


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締め切りは、2014年7月18日24時です。

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