アート

Posted on 2019-12-03
特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」



梨子地藤巴立葵紋散松竹藤文蒔絵行器 江戸時代 18世紀 ベニス東洋美術館蔵 


ベニス東洋美術館所蔵「バルディコレクション」が日本初公開
令和2年(2020年)2月8日(土)から4月5日(日)まで、両国の東京都江戸東京博物館で、特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」が開催されます。

日本の伝統美術は、日本人の暮らしとともにありました。四季折々の生活シーンに応じて配される建具や調度品は、人びとに潤いと彩りを与えました。

この特別展は、日本人の豊かな遊び心と繊細な美意識を作り上げてきた「ものづくり」に生きる職人たちに焦点を当てた展覧会です。

構成は次のとおりです。

【第1章】 伯爵が愛したニッポン-初来日 バルディコレクション-
【第2章】 武士の都のものづくり
【第3章】 江戸の蒔絵師 羊遊斎と是真
【第4章】 鬼才の陶工・三浦乾也と隅田川のやきもの
【第5章】 府川一則-北斎の愛弟子が歩んだ金工の道-
【第6章】 大正昭和に生きた江戸の技-小林礫斎のミニチュア工芸-

蒔絵師の原羊遊斎(はらようゆうさい)と柴田是真(しばたぜしん)、陶工・三浦乾也(みうらけんや)、金工師・府川一則(ふかわかずのり)、ミニチュア工芸の小林礫斎(こばやしれきさい)といった、特色のある名工たちが取り上げられます。

日本で初公開されるベニス東洋美術館所蔵の「バルディコレクション」も大きな見どころです。
  

特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」
会期
 令和2年(2020年)2月8日(土)から4月5日(日)まで ※会期中に一部展示品の入れ替えあり
会場 東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
開館時間 午前9時30分から午後5時30分まで(土曜は午後7時30分まで) ※入館は閉館の30分前まで
休館日 毎週月曜日(ただし2月24日は開館)、2月25日(火)
観覧料 一般1100円(880円)、大学生・専門学校生880円(700円)、小学生・中学生・高校生・65歳以上550円(440円)、未就学児童無料
※( )内は20人以上の団体料金。
問い合わせ  03-3626-9974(代)
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp

  

蔓梅擬目白蒔絵軸盆 原羊遊斎/蒔絵、酒井抱一/下絵
文政4年(1821) 江戸東京博物館蔵 ※国指定重要文化財
(展示期間:2月8日~3月8日) 


 

小塚原図 柴田是真・菊池容斎・鈴木守一・加納夏雄/合作 安政2年(1855) 江戸東京博物館蔵 (展示期間:3月10日~4月5日) 


 

栄螺形香炉 三浦乾也/作 明治時代(19世紀) 個人蔵 


 

蓮花図鐔 府川一則(初代)/作 江戸時代(19世紀)
江戸東京博物館蔵 


 

文机硯箱揃 銘 寺小屋 小林礫斎/作 大正~昭和時代(20世紀) 江戸東京博物館蔵 

  




■■■■ たくさんのご応募ありがとうございました。締め切りました。特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」招待券プレゼント■■■■


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以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2020年2月7日24時です。

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