アート / 芸術家

Posted on 2026-06-24
6月24日【誕生日】靉光 1907年(明治40年生まれ 【今日は一人の芸術家と向き合う日】


本名は石村日郎(いしむら にちろう)。画家を志した頃、靉川光郎(あいかわ みつろう)と名乗る。これを略して靉光(あいみつ)と呼ばれる。

靉とは空が曇っている様子のこと。靉光は近視だったので、自らこの文字を名前に付けたと、どこかで読んだ記憶がある。

シュルレアリスムや東洋的な精神性などから影響を受け、現実をそのまま描くのではなく、現実の奥にある不安や生命の神秘を描いた。

昭和19年、応召し大陸へ渡る。南京、武漢方面へ転戦。昭和21年、上海郊外でマラリアとアメーバ赤痢により病死した。享年39。

日本の絵画史上、重要な人物でありながら、生存中は独特な画風のため、画壇の主流からは外れ、「異端の画家」と呼ばれた。

死後になって、日本の油彩画の到達点のひとつを示したとして評価を高めた。

生きていたらどんな作品を描いただろうか。いま、それが見られないのが残念である。

《コミサ(洋傘による少女)》(1930年)
広島県立美術館蔵

《編み物をする女》(1934年)
愛知県美術館蔵

靉光《眼のある風景》1938(昭和13)年
東京国立近代美術館

《静物(雉)》(1941年)
東京都現代美術館蔵

《自画像》 (白衣の自画像)(1944年)
東京国立近代美術館蔵

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