新橋のアド・ミュージアム東京で、2010年5月11日〜6月6日、開催されています。
普段目にする機会の少ない中国の広告。
中には、意表をつく表現もあって楽しめますよ!!
ダイレクトな表現が好まれる!?
中国広告見て感じたのは、ダイレクトな表現が多いこと。
たとえば、のどのイガイガ感を取り去る薬の広告。
人ののどに、ヒキガエルやアリなどの昆虫がはりついたビジュアルをCG処理でつくり、思いっきり大きく訴求しています。
スポーツ用品の広告は、「少なくとも大自然は裸で向きあってくれる」というコピーとともに、男性や女性の性器のカタチをした奇岩の写真を大きく配置しています。
う〜ん、ダイレクト!
こういう作品に接すると中国人の嗜好が分かり、いい刺激になります。
もちろん、ダイレクトな表現以外の作品も多くあり、中国広告の最前線を知ることができます。
個人的には、中国の水墨画や書をモチーフにした作品が気になりましたね。
中国トップクラスの広告祭
「中国国際広告祭」は、中国広告界でトップクラスの権威と影響力のある広告際です。
1986年に第1回が開催され、以降、毎年国内の各都市持ち回りで開催されています。
第16回は、2009年10月30日〜11月1日の3日間、中国・広西チワン族自治区南寧市で開催されました。
アド・ミュージアム東京
(TEXT PHOTO/よも修一)