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イベント産業の起爆剤!「イベントJAPAN2010」

5月11、12日の2日間にわたり、パシフィコ横浜で「イベントJAPAN2010」が開催されました。
今回は会場を例年の2000坪から3000坪に拡大し、大型ふわふわ遊具や各種アトラクションをはじめ、イベントを演出するためのツール&サービスが一堂に出品されました。

一番大きなブースはダスキンレントオールで、500坪を使い、お祭り、式典などテーマ別に展示展開し、幅広い演出技術をアピールしていました。大型ステージも設置され、ダンスパフォーマンスなどもプレゼンテーションされていました。

注目したのは、鮪の解体ショー、巨大パエリア、チョコレートフォンデュなど、食べ物を使うイベントが複数社から出展されていたことです。
ローラースケートをはいたウェイトレスが給仕する飲食サービスや、カクテルパフォーマンスなどのステージイベントもあり、アミューズメント性を持たせた飲食演出が増えている印象を受けました。

ジャパン・エモーションは、携帯電話のレンタルのほか、アイフォーンなどスマートフォンのケースを展示。
ビーズを使った華麗なデコレーションの実演はイベントにも人気を集める、と提案していました。

イベントJAPAN2010

BRAVOの地球を模したバルーンは、エコを意識したイベントで活躍しそうなアイテムでした。
サイズは大型のものまで各種あります。
また、バルーンにガスを入れて飛び上がることができるジャンピングバルーンは、ショッピングモールなどの子ども向けイベントで人気だそうです。

イベントJAPAN2010

鉄道ブームに対応した鉄道模型ものもありました。
カーリアンの「ドライブ・トレイン」がそれ。コントローラーで列車が動かせ、車掌さんの気分が味わえるよう工夫されています。

コーエィは血流観察、オーラ写真といった話題づくりになる装置も各種扱っています。
「ガーゴイルショック」はインパクト抜群で、若者向けのアトラクションにぴったり。

ドゥ・サイエンスは噴水メーカーさんです。
渦巻く水がトルネードみたいに見えるトルネードポールやジャンピング噴水、時計噴水など、いろいろありました。



エヌエスイーのスピーカーは八角形状で、振動が少ない、スピーカー近くの人でもうるさくない、離れて聞いても音が割れたりしないという特徴があります。

新しい傾向としては、これまではイベント産業と関連が薄かった企業の出展が増えてきていることがあげられます。
たとえば、キャンドルメーカーのカメヤマ。キャンドルを活用したイベントの提案を行っていました。

人材リクルーティングの場としても機能
「イベントJAPAN2010」実行委員会の委員長、株式会社インタークロス・コミュニケーションズ代表取締役の伊藤智己氏は「すでに個性的なメディアとして確立しているイベントを、さらに認知していただけるように、「イベントJAPAN」の開催を通して強めていきたい」と話しています。

また、「イベントJAPAN」は出展者にとって、人材リクルーティングの場でもあります。
会場には、学生の姿もたくさん見られました。
実際に、会場でのコンタクトがもとで採用にまでいたったケースも、伊藤社長によれば、過去の実績として数社あるとのことでした。

「イベントというのは、販促イベントから大規模博覧会まで幅がとても広いのが特色ですが、イベントは人々に感動を与え、人々の心を豊かにする数少ないメディアである」との伊藤社長の言葉が印象的でした。

「イベントJAPAN」が、認知度のアップと、産業発展の起爆剤となるよう期待したいですね。

イベントJAPAN

(TEXT/宮川由紀子、よも修一 PHOTO,VIDEO/よも修一)

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