アート

Posted on 2018-05-24
節目を飾る大回顧展「没後50年 藤田嗣治展」




藤田嗣治 《カフェ》 1949年 油彩・カンヴァス
ポンピドゥー・センター(フランス・パリ)蔵 Photo © Musée La Piscine (Roubaix), Dist. RMN-Grand Palais / Arnaud Loubry / distributed by AMF © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833 


欧米主要美術館からも代表作が来日
2018年(平成30年)7月31日(火)から10月8日(月・祝)まで、東京・上野の東京都美術館で「没後50年 藤田嗣治展」が開催されます。

藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886~1968)は明治半ばに日本で生まれました。

80年を超える人生の約半分をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となりました。

彼はエコール・ド・パリの寵児のひとりであり、太平洋戦争期の作戦記録画でも知られています。

没後長らく画業を通覧する展覧会が少ない画家でしたが、2016年9月から「レオナール・フジタとモデルたち」、2016年7月から藤田群も合わせて展示された「ランス美術館展」が巡回開催されるなど、人気を伺わせています。

今年4月からは「没後50年 藤田嗣治 本のしごと 文字を装う絵の世界」(6月4日まで目黒美術館)も開催されています。

今回の展覧会は没後50年という大きな節目を飾る大回顧展といえます。

会場構成は次の通りです。
1 原風景/家族と風景
2 はじまりのパリ/第一次世界大戦をはさんで
3 1920年代の自画像と肖像/「時代」をまとうひとの姿
4 「乳白色の裸婦」の時代
5 1930年代・旅する画家/北米・中南米・アジア
6 「歴史」に直面する/作戦記録画へ 
7 戦後の20年/東京・ニューヨーク・パリ
8 カトリックへの道行き

パリのポンピドゥー・センター、ベルギー王立美術館、ジュネーヴのプティ・パレ美術館、アメリカのシカゴ美術館など、欧米の主要な美術館から、初来日作品も含め約20点の代表作が集められ、総作品数は100点を超える史上最大級の規模と質になります。

大きな見どころは藤田の代名詞ともいえる“乳白色の下地”による裸婦で、数年前に修復を終えた大原美術館の《舞踏会の前》や、東京国立近代美術館の《五人の裸婦》など国内の代表作をはじめ、海外からの作品も合わせ10点以上が一堂に会します。

このほかにも、1921年のサロン・ドートンヌ(1903年に第1回が開催された美術展覧会。フォーヴィズムやキュビズムの作家たちにも活躍の舞台を提供し、近代美術史上に大きな実績を残した)に出品され、翌年には帝展(日本の官設の公募美術展。現在の日展)にも送られて日本での本格的なデビュー作となった《私の部屋、目覚まし時計のある静物》、1920年代の人物表現の中でも代表作とされ、今回日本に初出品となる《エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像》など、注目作品が満載の内容です。

なお、本展覧会は会期終了後、京都で巡回開催されます(会場:京都国立近代美術館、会期:2018年10月19日(金)~12月16日(日))。


没後50年 藤田嗣治展
会期
 2018年(平成30年)7月31日(火)から10月8日(月・祝)まで
会場 東京都美術館
観覧料 一般1600円(1400円)、大学生・専門学校生1300円(1100円)、高校生800円(600円)、中学生以下無料、65歳以上1000円(800円)
※( )内は前売および20人以上の団体料金


藤田嗣治 《エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像》 1922年
油彩、銀箔、金粉・カンヴァス
シカゴ美術館(アメリカ)蔵
© The Art Institute of Chicago / Art Resource, NY
© Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833 






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