音楽

Posted on 2011-10-10
ミュージック・クリエーターの祭典「シンセサイザーフェスタ2011」開催 地域共生型イベントとして展開



Writer:蓬田(よも)修一

電子音楽の魅力を企業展示やライブ、セミナーなどで紹介する「シンセサイザーフェスタ2011」(主催:日本シンセサイザー・プルグラマー協会)が、2011年10月8日・9日、西新宿の芸能花伝舎で開催されました。

企業出展エリアでは、ローランド、ヤマハ、コルグなどシンセメーカーや関連企業が参加し、新製品や最新の音楽制作ツールを出品。

ライブ・セミナー会場では、電子楽器演奏における、日本を代表する音楽家によるイベントが開催され、来場者はシンセサイザーなど電子音楽の魅力を存分に楽しむことができました。

企業ブースエリア。最新のシンセサイザーや音楽ツールが出品された。

松武秀樹氏、大浜和史氏、氏家克典氏、篠田元一氏といった、電子音楽の第一人者によるスペシャルトーク&ビデオセッション「シンセサイザー 現在・過去・未来」。シンセサイザーの発祥から現在までの変遷を、開発者のビデオ出演を交えながら各氏が語った。

富田勲氏が実際に音楽制作に使用した貴重なシンセサイザーも特別展示された。

地域との連携

このイベントの特色は、開催地である新宿との連携が深いことです。

会場内の飲食エリアでは、地元町内会が食事や飲み物を販売しました。

また「シンセサイザーフェスタ」は、新宿区が企画している「新宿フィールドミュージアム」にも参加しています。

今後も地域とのネットワークづくりを大切にしながら、イベント内容をより充実させていく考えです。

初の大阪との同時開催

10月9日には、大阪・ヒューマンアカデミー大阪校B1ホールでも同時開催されました。

これまでは、東京、大阪の交互開催でしたが、今回は初めての2都市同時開催となりました。

今後は大阪でも、東京と同じように、地域との連携をさらに図っていく考えです。

「シンセサイザーフェスタ2011」オフィシャルサイト


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