アート

Posted on 2014-09-30
国際的映像作家の作品展 「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展



Photo: Ariane Rousselier, 2012, Moscow, Courtesy: Home Movie Factory Association


Editor:蓬田(よも)修一

「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展が、2014年9月27日から2015年1月4日まで、東京都現代美術館で開催されています。

ミシェル・ゴンドリー(1963~)は、数々の独創的な長編映画や短編映画、ミュージック・ビデオの作り手として、国際的な賞をいくつも獲得しているフランス出身の映画監督です。

音とシンクロして流れる車窓景色、劇中劇のように舞台装置を大胆に使った画面など、奇抜な表現で知られています。

彼のイマジネーションの根底にあるのは、ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』(1902)に見るようなハンドメイドの映像魔術です。

莫大な予算や特別な技術がなくても誰でもアイディア次第で映像作家になれる、そんなメリエスの考えをゴンドリーは『僕らのミライへ逆回転!』(2008)という映画で最も情熱的に表現しています。

これは、レンタル・ビデオ屋の店員たちが名作映画をあり合わせの材料でリメイクしてゆくコメディです。

作中に登場する段ボール製『ロボコップ』や『ゴーストバスターズ』は見るもお粗末。けれどもレトロで新鮮な魅力を放っています。

本展は、そんな世界で活躍する映像作家としての顔と、アマチュア映画愛好家としての顔を持ち合わせるゴンドリーの魅力に、「ホームムービー・ファクトリー」と「Around the World in 19 Videos」の2部構成で迫っていきます。

第1部「ホームムービー・ファクトリー」
ゴンドリーが考案した独自の映画制作方法で、来場者が実際に映画作りに参加することができる体験型展示です。(※毎週水・土・日および祝日に開催。定員制)

この展示は2008年にニューヨークのダイチ・ギャラリーで開催されて以来、モスクワ、サンパウロ、パリなど各都市に巡回してきました。今回の東京都現代美術館での開催はアジアで初となります。

第2部「Around the World in 19 Videos」
ユニークなアイディアの詰まったミュージック・ビデオの傑作をインスタレーション形式で紹介します。

伝説的なダフトパンクの「アラウンド・ザ・ワールド」から、詩情あふれるビョークの「ハイパーバラッド」、「バチェラレット」、「ヒューマン・ビヘイヴィアー」、最新作メトロノミーの「ラブレターズ」まで、新旧19の名作が集結します。秘蔵のドローイングや映画の中で使われた小道具も展示します。

「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展
会期:9月27日(土)~2015年1月4日(日)
観覧料:一般1000円 大学生・65歳以上800円 中高生600円 小学生以下 無料

Photo: Bernard Bisson/ JDD / SIPA, 2011, Paris, Courtesy: Home Movie Factory Association

Photo: Ariane Rousselier, 2014, Casablanca, Courtesy: Home Movie Factory Association

Photo: Ariane Rousselier, 2014, Casablanca, Courtesy: Home Movie Factory Association


■■■■たくさんのご応募ありがとうございました。締め切りました。「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展 招待券プレゼント■■■■


開催を記念して、「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展の招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2014年10月25日24時です。

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