マーケティング / ライフ

Posted on 2015-09-22
東京ゲームショウ2015 歴代2位の来場者数



Cygamesブース

2015年(平成27年)9月17日(木)から20日(日)まで、幕張メッセで「東京ゲームショウ2015」が開催されました(17・18日はビジネスデイ、19・20日は一般公開日)。

出展者数は過去最高の480社(前回は421社)。開催規模は2009小間(前回1715小間)、出品タイトル数は1283でした(前回1364)。来場者数は会期4日間で26万8446人。これは歴代2位の記録でした。

今回は海外からの参加が246社となり、全体の半数以上となりました。これについて主催者の一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、次のように話しています。

「スマートフォンの普及によりゲーム産業が世界規模で拡大しています。それに伴い優良なコンテンツを持つ日本企業との商談を求める海外企業が増えてきました。また、海外企業同士の商談の場として、東京ゲームショウがハブの役割を果たすようにもなってきています」

今年は、インディペンデント(独立系)ゲームの出展企業98社のうち、6割以上が海外インディーゲーム開発者でした。これは、オンラインで比較的簡単にゲームがパブリッシングできるようになったことで、インディーゲーム開発者が自ら世界中のゲームイベントに参加して、積極的にアピールしていることの表れだと言えます。

また、会期中はBtoBの商談も活発に行われました。ビジネスマッチングシステム「アジア・ビジネス・ゲートウェイ」に登録した企業は1011社で、昨年の875社を大きく上回りました。主催者は「アジアから世界へ発信する国際的な展示会として、その役割が拡大していることを示している」と捉えています。

ゲーム産業においては、新たな可能性を秘めているVR(バーチャル・リアリティ)の発展をはじめ、自分のプレイ動画をオンライン配信する“ゲーム実況”やプロゲーマーの華麗なプレイなど、自分がプレイする以外に、ゲームを体感したり鑑賞したりする新しいゲーム文化が生まれています。今回のゲームショウでは、こうしたゲームの最新トレンドも数多く発信されました。

次回は、2016年9月15日(木)から9月18日(日)までの会期で幕張メッセを会場に開催する予定です。

コーエーテクモゲームスのブース


コナミデジタルエンタテインメントのブース


DMM.comブース




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