アート

Posted on 2018-02-16
「ジョルジュ・ブラック展」メタモルフォーシスを本格的に紹介


ジョルジュ・ブラック ≪青い鳥、ピカソへのオマージュ≫
1963年 グワッシュ
サン=ディエ=デ=ヴォージュ市立ジョルジュ・ブラック‐メタモルフォーシス美術館蔵 Archives Armand Israёl


絵画、彫刻、ジュエリー、陶磁器など様々な形態の作品約90点が一堂に 
東京のパナソニック 汐留ミュージアムで、2018年(平成30年)4月28日(土)から6月24日(日)まで、「ジョルジュ・ブラック展 絵画から立体への変容 ―メタモルフォーシス」が開催されます。

ジョルジュ・ブラック(1882~1963)は、ピカソとともにキュビスムの創始者とされる重要な画家です。

本展覧会は、ブラックが晩年の取り組みである、絵画から立体への変容「メタモルフォーシス」シリーズを日本で初めて本格的に紹介するものです。

作品の多くはフランスのサン=ディエ=デ=ヴォージュ市立ジョルジュ・ブラック‐メタモルフォーシス美術館から来日するものです。

彼の最終的な目的であったすべての造形物の美化への挑戦の成果、つまり絵画や彫刻から始まり、ジュエリー、陶磁器などの装飾芸術に至る様々な形態の作品約90点が一堂に展示されます。

最初期やキュビスム時代の油彩を含む絵画、グワッシュ(不透明な水彩絵具を用いた絵画)、版画など平面作品も出品され、ブラックの造形の変遷も併せて紹介されます。

貴重なブラックのキュビスム絵画《静物》が出品されるほか、初期のグワッシュ画《モンソー公園》、そして絶筆といわれる《青い鳥、ピカソへのオマージュ》も登場します。

ジョルジュ・ブラック展
絵画から立体への変容 ―メタモルフォーシス
会期
 2018年(平成30年)4月28日(土)から6月24日(日)まで
会場 パナソニック 汐留ミュージアム 
入館料 一般1000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料 
※5月18日(金)国際博物館の日は入館無料

ジョルジュ・ブラック ≪キルケ≫ 1961-63年 ガラス彫刻
サン=ディエ=デ=ヴォージュ市立ジョルジュ・ブラック‐メタモルフォーシス美術館蔵 Archives Armand Israёl




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