アート

Posted on 2018-08-21
特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」日本美術と見比べてみよう


 


2部構成でデュシャンの作品と日本美術を展示
2018年(平成30年)10月2日(火)から12月9日(日)まで、東京・上野公園の東京国立博物館で特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」が開催されます。

マルセル・デュシャン(1887-1968)は、伝統的な西洋芸術の価値観を大きく揺るがし、20世紀の美術に衝撃的な影響を与えた作家です。

会場は第1部「デュシャン 人と作品」展と第2部「デュシャンの向こうに日本がみえる。」展の2部で構成されます。

第1部の「デュシャン 人と作品」展はフィラデルフィア美術館が企画・監修する国際巡回展です。

デュシャンの作品および関連文献資料、写真など約150点により、デュシャンの人生と60年以上にわたる芸術活動を時系列でたどります。

1912年ニューヨークで発表、デュシャンを一躍有名にした《階段を降りる裸体 No. 2》をはじめとする絵画、便器を「アート」にした《泉》を含むレディメイド、映像、写真や、豊富な 関連の文献・写真資料など、フィラデルフィア美術館が誇る世界有数のデュシャン・コレクションが一堂に会します。

第2部「デュシャンの向こうに日本がみえる。」展は、東京国立博物館の日本美術コレクションが展示され、もともと西洋とは異なった社会環境のなかで作られた日本の美術の意味や、価値観を浮かび上がらせ、日本の美の楽しみ方を新たに提案しようとするものです。

デュシャンの作品を日本美術と比べて見ていただく世界ではじめての試みです。

なお、第1部の展示は韓国・ソウル、オーストラリア・シドニーで巡回開催されます。

特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」
会期
 2018年(平成30年)10月2日(火)から12月9日(日)まで
会場 東京国立博物館 平成館
開館時間 9:30~17:00
※ただし、金・土曜日、10月31日、11月1日は21:00まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日
※ただし10月8日(月・祝)は開館、翌9日(火)は休館
観覧料金 一般1200円(1000円/900円)円、大学生900円(700円/600円)円、高校生700円(500円/400円)、中学生以下無料
※( )内は前売/20人以上の団体料金
http://www.duchamp2018.jp/

《泉》の横に座るデュシャン 撮影者不明 1965年
Philadelphia Museum of Art, Library and Archives: Gift of Jacqueline, Paul and Peter Matisse in memory of their mother Alexina Duchamp 

伝千利休作 《竹一重切花入 銘 園城寺》 安土桃山時代・天正18年(1590) 東京国立博物館蔵 松平直亮氏寄贈 


本阿弥光悦作 《国宝 舟橋蒔絵硯箱》 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵 




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以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2018年(平成30年)10月1日24時です。

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