アート

Posted on 2026-02-09
「ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術」宇宙+量子+芸術 新たな表現の可能性


 

アートとサイエンスから世界を考察

宇宙や量子などのサイエンス領域とアートのコラボレーションを通して「世界の成り立ち」や「見えない世界」について考える企画展「ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術」が、東京都現代美術館で開催中です。

国連宣言による国際量子科学技術年(2025年)にあわせて開催されているもので、科学者らによる宇宙研究とアーティストによる宇宙をテーマとした作品群に加え、国産の「量子コンピュータ」による初のアート作品など、「時と空間」が不思議なふるまいを見せる「量子」の領域に取り組む、新たな表現の可能性を紹介します。

今世紀に入り、宇宙と芸術に関する企画展が次々と開催されました。「理想郷としての宇宙/身近になる宇宙」、「アーティストによる宇宙/リアルな宇宙」、「歴史的視点から見た宇宙」などをテーマとした美術展に加え、近年は国内外のサイエンス・ミュージアムでも、アーティストによる作品が展開されています。

本展では、次世代へ向けて「量子的なセンス」の重要性について問いかけた「エンタングル・モーメント―[量子・海・宇宙]×芸術」展(大阪・関西万博、2025年)の試みをふまえ、宇宙開発による「物理的宇宙」の探求のみならず、多元宇宙や量子宇宙の世界観を作品表現や技術・資料展示を通して取り上げ、我々をとりまく世界をアートとサイエンス領域から考察します。

また、芸術領域を含む人文社会科学から宇宙をとらえる視点をもとに、アーティスト・イン・レジデンスを実践する国内外の研究機関の協力を得て、その成果を展示します。

リアルインスタレーションに加え、XR展示やメタバース上の展開など重層的な展示を行い、研究者とアーティストの対話を通して「量子ネイティブ」(デジタルネイティブと同様に、量子の知識や技術を使いこなし、次への発想に活かせる人材)な創造的思考・アイデアのヒントを探ります。

参加作家・機関(順不同)
久保田晃弘+QIQB、平川紀道、ARTSAT プロジェクト(久保田晃弘|平川紀道|稲福孝信)、逢坂卓郎、落合陽一、江渡浩一郎+アラレグミ、安藤英由樹+田中成典、古澤 龍、森脇裕之、片岡純也+岩竹理恵、藤本由紀夫+永原康史、田中ゆり+有賀昭貴+パヴレ・ディヌロヴィッチ、吉本英樹、JAXA 宇宙科学研究所(ISAS)/ 天文仮想研究所(VSP)/ 東京藝術大学、アンリアレイジ、Useless Prototyping Studio、種子島宇宙芸術祭実行委員会、量子芸術祭実行委員会 他

作品資料
文部科学省「一家に1枚 量子と量子技術」、科学・芸術領域の先駆者資料、量子コンピュータ関連資料 他

 

平川紀道《datum》 2016/2025年

 

アンリアレイジ《PLANET》 2022年

 

理化学研究所《量子コンピュータXR》(制作:ライノスタジオ) 2025年

 

Useless Prototyping Studio《Black Hole Recorder》 2021年

 

  

会期 2026年1月31日(土)~5月6日(水・振休)
休館日 月曜日(2月23日、5月4日は開館)、2月24日
開館時間 午前10時~午後6時(展示室入場は閉館の30分前まで)
観覧料 一般1800円、大学生・専門学校生・65歳以上1260円、中高生720円、小学生以下無料
会場 東京都現代美術館 企画展示室 B2F、ホワイエ他
主催 東京都現代美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
共催 CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)
助成 オーストリア文化フォーラム東京
協力 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)他

 

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