アート

Posted on 2014-05-27
「ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて」東京都現代美術館で



逢坂卓郎《Appearance and Disappearance Marl》2004年 © Takuro Osaka(参考図版)


Editor:蓬田(よも)修一

2014年6月7日(土)から8月31日(日)まで、東京都現代美術館で「ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて」が開催されます。

21世紀最初の10年が過ぎ、私たちをとりまく「宇宙」はますます身近なものになりました。

研究開発の進むリアルな宇宙と、アーティストの表現としての内的宇宙は、パラレルワールド=並行世界として急速に拡張/集束しつつあります。

本展では、2014年夏の宇宙ブームにあわせて、限りなく私たちの日常に近づく宇宙領域と、アーティストらによる内的宇宙が、個々のコスモロジー=宇宙論を超える多元的宇宙として呈示されます。

日本において戦後すぐに始まったアーティストらの試みは、現代作品(パーティクル=粒子や宇宙線による作品、人工衛星によるサテライトアートなど)として展開を続けています。

約10年にわたりJAXAが実施した『人文・社会学利用パイロットミッション』など、世界的にも先駆的かつ意欲的な活動が試みられてきました。

また近年、小惑星探査機「はやぶさ」帰還と同2号機打ち上げ、大規模な博覧会や展示施設のオープン、種子島宇宙芸術祭プレイベントなど、宇宙領域は社会的ブームとして活況を見せています。

本展は、アートインスタレーション、人工衛星やロケットの部品(フェアリング)などの宇宙領域資料、宇宙にかかわる文学、マンガやアニメーションなどエンターテインメント領域、参加体験型作品の展示やトーク&イベントを通じて新たな可能性を探り、「拡張/集束する世界をとらえ、描写する」試みです。

かつてのような異世界や理想郷としてだけでなく、本当の意味で「日常」となる私たちの「宇宙」について体験し、考える好機です。

主な参加作家は次のとおりです。

逢坂卓郎
大平貴之
木本圭子
森脇裕之
名和晃平
鈴木康広
チームラボ
ARTSAT :衛星芸術プロジェクト
oblaat(谷川俊太郎、三角みづ紀、最果タヒ、穂村弘)
松本零士
SPACE FILMS
なつのロケット団
スペースダンス・イン・ザ・チューブ
イ・ヨンジュン
ユリウス・フォン・ビスマルク ほか

見どころは次のとおりです。

多様な[宇宙×芸術]作品・資料を紹介
本展は、幅広い年齢層の人々が楽しめる、体験型展示を含む展覧会です。宇宙と芸術、科学と表現、アートとエンターテインメントなど、多様な視点・要素の作品/資料約50点が2つのフロアにわたって展示されます。

分野を問わず、創作に多くのイマジネーションと影響を与え続けてきた「宇宙」の現在形を、大型インスタレーションや映像等で展示し、その卓越した魅力を探ります。

リアルな宇宙とイマジネーションの宇宙
JAXAがNASDA/ISAS/NAL時代から取り組んできた宇宙研究開発は、国際宇宙ステーション(2014年3月9日に若田光一宇宙飛行士が船長に就任)や「きぼう」日本実験棟によって新たな有人宇宙時代を迎えました。月・火星探査も国際的に計画され、地球史は宇宙史へと拡張しつつあります。

本展では、「地球外からの視点」をキーワードに、リアルな宇宙とアーティストらによる宇宙に共通する、俯瞰的な視点/価値観による展示が行われます。

世界の描写
古来「宇」は上下前後左右を「宙」は過去現在未来を示すといわれ、CERN(欧州原子核研究機構)によってヒッグス粒子が確認された現在でも、宇宙に満ちた暗黒物質、ダークエネルギーなど解明されていないことが宇宙には多く存在しています。

本展では、素粒子から宇宙を解き明かそうとする科学者のアプローチと、空中に点在するドット/パーティクルで世界を描き出そうとするアーティストのアプローチとの不思議な符合について考察されます。

参加体験型展示と関連事業
スーパープラネタリウム「MEGASTAR」シリーズによる満天の星空、楽しく身体を動かしながら無重力空間をイメージできる「スペースダンス・イン・ザ・チューブ」や宇宙から地球をとらえた高精細映像の上映など、没入感あふれる映像・写真画像が参加体験型展示として展開されます。

また、会期中に関連事業としてトークやワークショップ(星を見る会/人工衛星/スペースデブリ=宇宙の環境問題/宇宙建築/宇宙服デザイン/宇宙旅行/夏休み絵画教室/宇宙をテーマとした朗読会/種子島宇宙芸術祭プレイベント等)が予定されています。

ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて
会期
 2014年6月7日(土)から8月31日(日)まで
会場 東京都現代美術館(企画展示室1F/地下2F・アトリウム)
観覧料金 一般1300円(1040円)、大学生・専門学校生/65歳以上1000円(800円)、中高生800円(640円)、小学生以下無料
*( )内は20名様以上の団体料金
問い合わせ TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
休館日、開館時間、関連プログラムなど詳細は展覧会公式サイトでご確認ください。

森脇裕之《時花》2001年 (参考図版)

西澤 丞 & ソニー・ミュージックコミュニケーションズ
《イプシロン・ザ・ロケット―新型固体燃料ロケット、誕生の瞬間》2013年(参考図版)

松本零士《宇宙博物史・火星ホテル》1992-97年 日本宇宙少年団機関紙「L5」掲載 ©松本零士


■■■■たくさんのご応募ありがとうございました。締め切りました。「ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて」招待券プレゼント■■■■


開催を記念して、「ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて」の招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

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締め切りは、2014年6月21日24時です。

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