アート

Posted on 2014-10-02
「新たな系譜学をもとめて-跳躍/痕跡/身体」 テーマは“身体パフォーマンス”



ダムタイプ「Voyage」2002年 Photo: Kazuo Fukunaga [参考図版]


Editor:蓬田(よも)修一

東京都現代美術館で「東京アートミーティング(第5回)新たな系譜学をもとめて-跳躍/痕跡/身体」が、2014年9月27日から2015年1月4日までの会期で開催されています。

「東京アートミーティング」とは、現代アートと様々な分野の表現が出会うことで、新たな可能性を探求するプログラムです。5回目となる今回のテーマは「身体パフォーマンス」です。

先の見えにくい不安な時代、人は確かなものとしてまず自分の身体を確認しようとします。本展はこの身体にある 感覚や記憶や知恵がどこからきたのかに思いをはせるとともに、遠いところまでその痕跡をたどっていきます。

本展でいう「身体パフォーマンス」は、ダンス、能・狂言や歌舞伎などの伝統芸能、演劇、スポーツ、武道など広義の身体表現を含みます。

身体に残された記憶や知の痕跡が、それぞれの時代の表現にどう取り入れられ、新たな創造をどのように産み出してきたか、その系譜をたどり、現在の表現を新たな視点で見直します。

狂言師であり現代演劇やパフォーマンスへの出演や演出でも活躍する野村萬斎氏を総合アドバイザーに迎え、絵画、映像、インスタレーション、50年代以降の能や舞踏などの前衛の系譜をたどる資料展示、パフォーマンスで構成される展覧会です。

なお、本展は東京都現代美術館の開館20周年事業のひとつとして開催されています。

「東京アートミーティング(第5回)新たな系譜学をもとめて-跳躍/痕跡/身体」
会場 東京都現代美術館
会期 2014年9月27日~2015年1月4日


シャロン・ロックハート《Five Dances and Nine Wall Carpets by Noa Eshkol》2011年© Sharon Lockhart, 2011 Photo: Jens Ziehe, Berlin Courtesy the artist, neugerriemschneider, Berlin, Gladstone Gallery, New York and Brussels, and Blum & Poe, Los Angeles. [参考図版]

金氏徹平《「家電のように解り合えない」のための舞台美術》2011年(あうるすぽっと、東京)撮影:青木司

エルネスト・ネト《hene yube rio jiboia gente é um sopro que atravessa a gente》2014年 Installation view at CCBB Brasilia Photo: Joana França

■■■■たくさんのご応募ありがとうございました。締め切りました「新たな系譜学をもとめて-跳躍/痕跡/身体」展 招待券プレゼント■■■■


開催を記念して、「新たな系譜学をもとめて-跳躍/痕跡/身体」展の招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2014年10月25日24時です。

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