アート

Posted on 2014-10-07
「天皇皇后両陛下傘寿記念 第66回正倉院展」 天平文化の宝物59点が出陳



Editor:宮川由紀子

2014年10月24日(金)から11月12日(水)まで、奈良国立博物館で「天皇皇后両陛下傘寿記念 第66回正倉院展」が開催されます。

本年の正倉院展には、天皇皇后両陛下の傘寿を記念して、北倉6件、中倉28件、南倉22件、聖語蔵3件の、合わせて59件の宝物が出陳されます。そのうち初出陳の宝物は6件です。

聖武天皇・光明皇后ゆかりの宝物では、「天平美人」として高名な鳥毛立女屏風6扇のうち第2・4・5・6の4扇が15年ぶりに出陳されます。

聖武天皇がお使いになったひじつきである紫檀木画挾軾や寝台である御床、あるいは大仏開眼会で履かれたと思われる衲御礼履など、天皇の身近にあった家具・調度類がまとまって出陳されます。

また、異国情緒あふれる白瑠璃瓶や白石鎮子、壮麗な鏡や豪華に装飾された楽器、仏・菩薩の供養に用いられた献物箱やガラス玉を連ねた飾りなども出陳されます。

天平文化の精華を今に伝える宝物を見る貴重な機会です。ぜひ足をお運びになってはいかがですか。

「天皇皇后両陛下傘寿記念 第66回正倉院展」
会期
 2014年10月24日(金)から11月12日(水)まで
会場 奈良国立博物館
観覧料金 一般1100円(1000円/800円)、高校生・大学生700円(600円/500円)、小・中学生400円(300円/200円)
※( )内は責任者が引率する20名以上の団体/閉館1時間30前より入場できるオータムレイトチケット

その他詳細は本展覧会公式サイトでご確認ください。


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