マーケティング

Posted on 2010-12-22
CDショップ店頭マーケティングと展示会ブース


Writer:蓬田(よも)修一

音楽CD小売店を取り巻く経営環境は厳しい。店頭でのCD購入者は減少し、ネット通販や楽曲配信で音楽を手に入れ楽しむユーザーが増えている。小売大手HMVも、ローソンに買収された。

タワーレコードの高木哲実社長は、「(当面は)音楽配信がCD市場を奪うとは思わない」と述べている(日経MJ 2010/12/21)。

その上で、小売店舗の優位性について、「ネット通販に利便性で勝るものはないが、それは目的買いの場合。店舗ではライブなども体験でき、無目的に来店した消費者に提案し、意思疎通しながら音楽の広がりを体験してもらえる」と話す。(同紙)

これは展示会の出展ブースにも、そのまま当てはまる。展示会、特にトレードショーには、意識の高いビジネスユーザーがたくさん来場する。

展示会場に向かう前から、訪れるブースや見るべき出品物をあらかじめ決めてくる来場者はもちろん多いが、そうした場合でも、目的の出品物を見たあとは、「せっかく来たのだから、ほかの製品も見てみよう」と、「無目的来場者」に変わる。

そうした人たちに、ブースでの実演やプレゼンテーションを見てもらい、説明員がきめ細かい意思疎通を行えば、自社製品の認知向上、見込み客の拡大へとつながっていく。

展示会ブースは店頭と同じように、無目的で訪れた人たちにも、製品の魅力を広げることができる、極めて活用しがいのあるマーケティング空間なのだから。



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