マーケティング / クリエイティブ

Posted on 2016-05-31
「DIGITAL DIVERZ」 最新の広告テクノロジー



「DIGITAL DIVERZ」会場の様子


博報堂アイ・スタジオ社内クリエイティブラボ「HACKist(ハックイスト)」が開催
最新の広告テクノロジーを紹介するイベント「DIGITAL DIVERZ」が、2016年(平成28年)5月21日から28日まで、東京・渋谷のGalaxy銀河で開催されました。

今回で3回目となる同イベントは、博報堂アイ・スタジオの社内クリエイティブラボ「HACKist(ハックイスト)」が開催しているものです。ラボのスタッフが通常業務のかたわら開発した14のプロトタイプが展示されました。

作品はテクノロジー、コミュニケーション、アートなどを融合させながら、開発者自身のアイデアを具現化させたもの。展示作品の中には「トーカブル・ベジタブル」と「POSTIE」のように、すでに実用化されているものもありました。

ほかにも、実証実験が予定されている作品もあります。プロトタイプが示す未来の広告のカタチは、とても興味深いものでした。ここでは、展示作品の中からいくつかを紹介してみましょう。

トーカブル・ベジタブル
置かれた野菜(今回の展示ではじゃがいも)に触れると、野菜が自身のトレーサビリティを話したり自己紹介したりします。店頭プロモーションツールとしてすでに導入されていて、北海道のスーパーでは使用した野菜の売上が250%アップしました。

Dig-Log

雪かきは重労働。このDig-Logは、雪かきが楽しくなるようなIoTデバイスです。スマートフォンと連動し、雪をかいた重さやカロリー量を算出。そのデータをもとにゲームやフィットネスに活用できます。

POSTIE

2台のスマートフォンに専用アプリをインストール。受信側をPOSTIEにセットします。発信側のスマートフォンに書いた手書きメッセージ、スタンプや写真が手紙として届きます。メールよりもハートフルなコミュニケーションが実現。受信側でレシートのように出力されるのが、親しみやすさを倍増させています。

drop

スポンジに染み込んだ水が水滴となり不規則にしたたり落ちます。そのたびに音が鳴り、輪の映像が広がります。現象の中に潜んだ独特のリズムに触れることができる作品です。




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