アート

Posted on 2016-06-11
国立西洋美術館 世界遺産登録へ大きく前進




ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館。1959年に落成。2007年には、写真の本館が国の重要文化財(建造物)の指定を受けた。

ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館(東京・上野)の世界遺産登録が、大きく前進しました。フランスを代表国とする日本など7か国は、国立西洋美術館を含むル・コルビュジエ17遺産を一括して世界遺産に登録しようと活動しています。

2016年(平成28年)5月7日、世界遺産委員会の諮問機関である国際記念物遺跡会議(ICOMOS:International Council on Monuments and Sites イコモス)により、世界遺産一覧表への登録(記載)が適当との勧告がなされました。

登録が実現すれば、東京では初めての世界文化遺産となります。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国際文化観光都市として東京や地元台東区をアピールする絶好のチャンスでもあります。

今回の勧告を受けて、7月10日から20日まで、トルコ・イスタンブールで開催される「第40回世界遺産委員会」で、最終的な記載の可否が決定されます。




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