ライフ / クリエイティブ

Posted on 2016-10-22
10人のデザイナーが「紙の工作」の新作を披露 東京・六本木で「かみの重力展」




10月19日に開かれたオープニングレセプション。たくさんの方が来場しました。


「かみの工作所」10周年記念企画として開催
情報のデジタル化が進み、パソコンやスマホの利用が当たり前になった今、手触りや匂いなどで五感を刺激する紙の力が見直されています。そんな紙の魅力を存分に味わえる展覧会「かみの重力展」が、東京・六本木のリビング・モティーフで、2016年10月19日から11月6日まで開催されています。

主催のかみの工作所は、これまで紙工場の技術とデザイナーの発想を重ね合わせて、紙の力を活かし、紙を加工して、紙の楽しみ方を伝えてきました。10周年の節目となる今年、かみの工作所が注目したのは「紙の重さ」です。

紙はあまりにペラペラなので、重さがあることを忘れがちです。でもたくさん重ねるとその重さは想像以上。今回、10人のデザイナーが「紙の重さ」を様々な角度から感じながら、新たな紙の工作に取り組みました。

参加デザイナー
大植亜希子(プロダクト・ジュエリーデザイナー)
佐々木 信(グラフィックデザイナー)
スイッチデザイン(プロダクトデザイナー)
田村奈穗(デザイナー)
寺田尚樹(建築家、デザイナー)
野老朝雄(アーティスト)
トラフ建築設計事務所(建築家)
原田祐馬(アートディレクター/デザイナー)
三澤 遥(デザイナー)
三星安澄(グラフィックデザイナー)

かみの重力展
会期
 2016年(平成28年)10月19日から11月6日(10月31日は臨時休業)まで
会場 リビング・モティーフ
入場料 無料

盛況だったオープニングレセプション
10月19日に開かれたオープニングレセプションには作家も参加し、自分が制作した作品について紹介しました。下の写真は、建築家・デザイナーの寺田尚樹さんです。手にしているのは作品の《正多面体のかみふうせん》。

グラフィックデザイナーの三星安澄さんは、立体的なふせん《ポストリ》を発表。


 
デザイナーの三澤遥さんは《Paper Construction》を展示。


 
《ころがり虫のうごきの観察》を制作した、プロダクトデザイナーユニットのスイッチデザインのふたり(大畑友則さん、瀧ひろみさん)

今回の展覧会の企画を行った萩原修さん。




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