アート

Posted on 2017-11-21
ホキ美術館で2つの新展示「理想の風景画-写真とは違う風景がここにある-」「 第3回 私の代表作展」


野田弘志《「崇高なるもの」OP.6》2016年 ホキ美術館 


千葉市の昭和の森公園そばにあるホキ美術館で、2017年(平成29年)11月18日から2つの企画展「理想の風景画-写真とは違う風景がここにある-」および「第3回私の代表作展」が始まりました。

「理想の風景画-写真とは違う風景がここにある-」では、画家が滞在したり旅した遠い異国の風景から、身近で何気ない、どこか懐かしい日常の風景まで、画家が捉えた珠玉の風景画を一堂に展示されます。

展示作家は次のとおりです。
森本草介、野田弘志、青木敏郎、島村信之、小尾修、五味文彦、大畑稔浩、向井潤吉、原雅幸、石黒賢一郎、藤井勉、藤原秀一、羽田裕、曽根茂、岩本行雄、吉田伊佐、松田一聡、後藤勇治

また、ギャラリー8で展開される「私の代表作展」は3年に1度、ホキ美術館のために人物、風景、静物など自由なテーマで描き下ろされる100号以上の大作を並べるもので、このたびすべて新作に展示替えとなり、2020年11月中旬まで展示されます。

ギャラリー8は同美術館の中で唯一壁床天井が黒い部屋で、6mごとにガラスのパテーションで区切られた空間の中で、作家が自由に表現しています。

写実絵画の最前線が揃うので、今を生きる写実作家の最新トレンドを見ることができます。

主な展示作家は次のとおりです。
野田弘志、青木敏郎、原雅幸、羽田裕、島村信之、諏訪敦、石黒賢一郎、五味文彦、小尾修、大畑稔浩、藤原秀一、塩谷亮、他。

上記2展覧会のほかにも、小品や大型作品などが常設展示されており、合わせると約140点の作品が鑑賞できます。

ホキ美術館は2010年11月3日に、実業家でホギメディカル創設者の保木将夫氏がコレクションした写実絵画作品をもとに誕生した世界初の写実絵画専門美術館です。

8年目を迎える現在、所蔵数は約450点を数え、大型作品も多数揃っています。

美術館内は回廊型ギャラリーで構成され、建物の一部が宙に浮いた建築デザインは2011年日本建築大賞ほか、さまざまな賞を受賞しています。

また同美術館は、作家の育成にも力を入れており、40歳以下の写実画家を対象とする「ホキ美術館大賞」やアートスクールの実施など、若手作家を発掘し育てる活動を行うほか、41歳以上の作家を対象とする「ホキ美術館プラチナ大賞」も新設しました。

同美術館は昨年から本格的に地方でのコレクションの巡回展も始め、写実絵画の魅力の普及にも努めています。

理想の風景画 -写真とは違う風景がここにある-
会期
 2017年(平成29年)11月18日(土)から2018年(平成30年)5月20日(日)まで
第3回 私の代表作展 
会期
 2017年(平成29年)11月18日(土)から2020年11月中旬まで
会場 ホキ美術館
入館料 一般1800円、大・高校生・65歳以上1300円、中学生900円、小学生以下無料

原雅幸《薄氷の日》2017年 ホキ美術館 

五味文彦《樹影が刻まれる時》2015年 ホキ美術館 

森本草介《アリエー川の流れ》2013年 ホキ美術館 

小尾修《静寂の声》2017年 ホキ美術館 




■■■■たくさんのご応募ありがとうございました。締め切りました。「ホキ美術館」招待券プレゼント■■■■


「理想の風景画 -写真とは違う風景がここにある-」「第3回 私の代表作展」の開催を記念して、ホキ美術館の招待券を、Media & Communication読者の5組10名様にプレゼントいたします。

以下のフォームより、お名前、メールアドレス、ご住所をお書きになり、ご応募ください。

締め切りは、2017年(平成29年)12月24日24時です。

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