クリエイティブ

Posted on 2011-02-07
電通、新しい消費行動モデル概念『SIPS』を発表


 Writer:宮川由紀子

電通「サトナオ・オープン・ラボ」は、ソーシャルメディアに対応した新しい生活者消費行動モデル概念「SIPS」を発表しました。

「サトナオ・オープン・ラボ」は、佐藤尚之氏(通称:さとなお)をリーダーとし、電通内の様々な部署より横断的に集ったメンバーで構成されるユニットで、生活者視点の次世代型ソリューションを考察していいます。

発表によると、「SIPS」とは『共感する:Sympathize → 確認する:Identify →参加する:Participate →共有・拡散する:Share&Spread』とシンプルに整理したモデルで、その考え方を略して「SIPS」と名付けられました。

電通では今後SIPSを、ソーシャルメディアを積極的に利用している生活者を考える上でのひとつの指標として捉え、企業のコミュニケーション・プランニングなどにおいて提唱していく方針です。

2004年から提唱している「AISAS®」については、インターネット社会においてコミュニケーションの土台となる重要な消費行動モデルとして、今後も活用する概念、一方「SIPS」は、進化したソーシャルメディアの視点を重視して、生活者の行動を深掘りした概念としています。

SIPSでは「共感(Sympathize)」がすべての入り口となる点、購買行動だけでなくこれらの購買を伴わない行動も「参加(Participate)」と呼ぶ点などが興味深いです。

「SIPS」の詳細・解説はこちら


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